いや、お恥ずかしい。
今までずっと知りませんでした、アジャイル開発。
ALISのタグで検索すると、以下の二つの記事が出てきました。
以上、いずれもtyana様の記事です。
元となったアジャイルソフトウェア開発宣言より以下、引用します。
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
引用は以上です。
私の調べてわかった範囲で、ものすごーくざっくり言いますと。
従来のウォーターフォール開発では「時間がかかり過ぎる」し「一度決めたら(決めた仕様が)最後まで変わらない(ので、途中で客の要望が変わると困る)」ということで、アジャイル開発が生まれた、と。
調べている時に、Satoshi | Founder & CEO of Artelligence様の以下の記事を拝読しました。
そしたらなななんと、アジャイル開発の原点には日本の思想が多大なる影響を与えているらしいではないですか。
該当箇所を引用させて頂きます。
まず結論からいうと、ソフトウェア開発の多くの考え方は、「トヨタ」の生産プロセスの影響を大きく受けています。
この過程でトヨタの生産に関する理論の体系化に多大な貢献をされたのが大野耐一さんというトヨタの元副社長の方で、1978年に「トヨタ生産方式」という名著を記されています。これは10年後の1988年に英語版でも出版され、世界中で読まれています。
もう一つ、より広く世界が日本型組織を注目するようになった転機の一つとして、1986年に一橋大学教授の野中郁次郎教授と、ハーバード大学の竹内助教授が発表された「The New Product Development Game」という論文の存在があります。なんと40年近く前の論文ですが、今なおハーバード・ビジネスレビューで紹介されるほどの影響力を持っています。
引用は以上です。
というわけで、今回言いたかったことはですね。
「アメリカに温故知新されとるがな!」
(以下の温故知新の記事を書いた時に気付けば良かった、というのも追加で。
こちらもどうぞよろしくお願い致します)
余談ですが、堀江貴文氏が「まずは行動を起こせ! やりながら修正しろ!」と仰っていたのは、ここから来ていたのだなと。
要するに「ハードよりもソフト(特にアプリケーション)の時代」になって、それが基盤=当たり前になったら、個人もそのようにするのが当たり前になると。
そのことに気付いておられたから、そう仰っていたのですね。
ま、今さらな話ですけども。