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全日本人必見! レイ・ダリオ氏の『30分で判る 経済の仕組み』【おすすめ動画】

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  • 2022/03/08 01:44

この動画はかなり有名ですので、ご覧になった方もおられるかもしれません。

……が、自慢じゃないですが私、多分10回以上は視聴しています。

そこでわかったことは「全日本人に視聴を激おすすめ」という結論でした。

何故、視聴をおすすめするのかと言いますと、まずは日本人に欠けていて相当にやばいところであり、かつこのことが最終的には「Web3.0&メタバース」の使い方にも繋がることであるからです。

この動画での日本人必見ポイントは、三つあります。

いずれも私の世代では一切、学校や職場で教えてもらえなかったことであり、恐らくそれは現在でも続いていると思われます。

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黒字は動画にある内容で、赤字と青字は私が追加した見どころです。

日本の教育では以下のように教わるか、教えてもらえないかのいずれかですね。

 1,お金を使うことは悪であり、節約するのは絶対的な善
 2,借金は悪以外の何ものでもなく、決してすべきではない
 3,これは教えてもらえるが、お金的な理由は含まれない

各項目の解説をします。

まず一つ目「誰かの支出は誰かの収入」について。

当たり前かつ単純な話ですが、それ故に最も忘れられがちなことです。

かつて、日本でも有数の大金持ちのZOZO創業者、前澤友作がスーパーカーだか高価な家具だかを買ってツイートしたら、それを見た人に「寄付しろ!」と言われて叩かれていたことがありました。

前澤氏は日本の千葉県にお住まいであり、買ったのが外国製の車だろうが家具だろうが、買って自宅に持ってくるためには日本の小売店や運輸業の会社にも多額のお金を払わねばなりません。

となりますと、もちろんその時の日本の小売店や運輸業の会社が潤い、その会社で働く従業員や従業員の家族、株主も潤うわけですけれども。

叩いている人はこのことを理解しているのでしょうか?

あるいは理解しているけど、自分は潤うところにいないのが不満なのでしょうか?

※(この話についてご興味ある方は以下の記事もおすすめです。

こちらもよろしくお願い致します)

それとムダな支出については節約するに限りますが、一般的にはムダと思える支出でも、その人に限ってそうでもないということもあります(後述します)。

二つ目「借金は悪ではなく、良いものもある」について。

動画では、良い借金の例として「農夫が借金で農業機械を買って、それで日々の作業をする(=設備投資)」という場合を挙げています。

そして悪い借金を「単なる消費の先食い」としています。

とはいえ、この「良い借金(借金をしてでも早く設備投資する)をした方が良い」という立場にいる人は、限られるのもまた事実でしょう。

そうでない人はもちろん、そういう借金をする必要はありません。

しかしこのことを理解し、仮にその立場に立った時にそういうことのできる能力は持っている状態にしておく必要があります。

というのも、その能力は株や債券などに投資をする時に役立ちますし、また他にも役立たせる選択肢も増えることが予想されるからです(後述します)。

※(この話についてご興味ある方は以下の記事もおすすめです。

こちらもよろしくお願い致します)

三つ目「時間と信用を大切にする」について。

時間も信用も、どちらも大切にしなければならないものであり、失うことを徹底して避けねばならないものです。

この点では共通していますが、一方で共通しないところもあり、それが赤字で書いた「時間は有限、信用は無限」です。

時間は失うと取り戻せないし増やすことのできない(お金で誰かにやらなきゃならない仕事を依頼して、多少の時間を作ることはできるけど)ものなので、失うことを徹底して避けねばなりません。

それに対して信用は、失うと大変なことになるので失うことを徹底して避けねばならないですが、増やすことのできるものです。

と、同時に、信用とは、お金の裏付けとなるものでもあります。

つまり、信用を失うことはお金を失うのも同様ですから、徹底して避けねばならないものなのです。

しかし、先ほど触れたように、時間と信用は少々性質の異なるものです。

それ故に、扱い方も異なるものなのですが、残念ながらこのことに気付いている日本人は少ないと言わざるを得ません。

※(この話についてご興味ある方は以下の記事もおすすめです。

こちらもよろしくお願い致します)

さて、ここから結論の「Web3.0&メタバースの使い方」についてお話しします。

まず一つ目で「後述します」と書いた話より。

そこで「一般的にはムダと思える支出でも、その人に限ってそうでもない」と書きましたが、これは「その人の趣味や嗜好のものに対する支出でかつ、それを仕事にできる場合」を指しています。

例えばラーメン店の食べ歩きが趣味だった人がいるとして、それを仕事にするためには昔から「ラーメン屋さん(=供給側)になる」という方法があります。

しかしこれは当然ながら、料理する才能もある場合に限られます。

現在はラーメン店の批評やレポートをすることで、ブロガーやユーチューバーになる(=客の立場、需要側)という方法が加わっています。

これが現在のWeb2.0の話なのですから、Web3.0ではそのような選択肢がさらに増えていくことが予想されます。

二つ目で「後述します」と書いた話について。

「その能力は株や債券などに投資をする時に役立ちますし、また他にも役立たせる選択肢も増えることが予想されるから」と書きましたが、これは暗号資産の話ですね。

メタバースという概念にはその世界全体を指す広義のものと、どこかの会社が構築した狭義のものを指す場合とがあるそうで、今後は狭義のメタバースの意味で使う場合が増えてくるとか。

その狭義のメタバースがたくさんあってマルチバースというものを形成している状態なのだそうです(夫によると國光宏尚氏がそう仰っていたらしい)。

その狭義のメタバース上でコミュニティが形成されますが、その時の通貨的な基盤になるものが暗号資産です。

そしてこのコミュニティの一員に加わって長く活動できるかどうかは、その人の持つ概念や観念、哲学といった考えに依存するでしょう。

リアルで問われていた人種や性別、出身国や学歴や職歴などではありません。

何故なら仮想空間では、それらは偽ることが容易いからです。

それならば、何を基準にその人を判断することになるのでしょうか?

私は以下のようなものになるのではないかと、考えています。

 ・その人の仮想空間上の言動や行動がブロックチェーンでデータ化して記録され、それを元に人々から「この人はこういう人だ」と認識されること

そのデータや情報によってコミュニティで活動していくことができ、それが嫌ならその人はそのコミュニティを去るか元から入らないという選択もできる、という状態になるでしょう。

(ある意味「その人の持つ信用力がデータで剥き出しになる」とも言えます)

というわけで、これらは現在のお金の話だけではないんですよね。

しかし日本は既に「信用経済」にすらついていけていなくて、どんどん国の富を失っていっている最中ですから、二重の意味で視聴をおすすめ致したいと個人的には強く思っています。

なお、動画をご覧になって、私が見落としているすごいことに気付かれた方がおられましたら、教えて頂けると非常に嬉しいです。

よろしくお願い致します。

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