先ほど「古いという理由で間違った状態になっている」という理由を挙げていますが、今回の話は、特に若い人に読んで欲しいなと思います。
ちなみにもし私に子供がいたら絶対に、かつ早いうちに教えると思います。
では、本題に入ります。
こうすれば自信がつく、とか。
こうすれば自己肯定感を持つことができる、とか。
昨今は良く、言われるようになりましたけれども。
まぁ、そんなわけで、自信がある状態というのは良いことだとされています。
そしてそんな人をみると「ああこの人はこんなに自信満々なのだから、頼りになる人なんだなぁー」と思う人がたくさんいるのでしょうね。
そして仕事をやりやすくしてそれなりの成果を挙げるため、だから自信を持つことは大事であり、どうやって自信を持ったら良いのかーて話になっているわけですが。
これからの時代は「自分が自信を持つ」のも大事だけど、「他人の自信を鵜呑みにしない」のもまた、大事ですよ?
特に権力を持っているある程度の年齢の男性(稀に女性も)の自信とか。
会社やお役所の上の人や、政治家など先生と呼ばれる偉い人がそれに当たります。
えーと、あのですねー。
言っちゃって、良いですかー。
その人らの自信の中には、ヤバいヤツも混じっていますよ?
先に言うときますけど、ご本人様にはその自覚はありません。
というわけで、ここで言いたかったことを図に表すと、以下。
つまり、自信満々の偉い先生方の中には「知らないことを知らない」状態の人が多数含まれています。
その先生方の自信の源泉は「これまでの常識」であり、すなわち「これまでの常識から考えると当然だ」ということで自信満々な状態になっているわけですね。
ところがこの「これまでの常識」が古くなり間違っている状態になっている、ということには気付いておられないことがあると、こういうことが言いたいわけです。
で、その状態を見破るにはどうしたら良いのでしょうか?
まずはここに書かれていることを知ることから始めてください。
そして常に疑ってかかるようにすることです。
(と、こう書くと性格悪い人みたいですね)
実はもう一つありましてですね。
それが「万人には当てはまるけど、あなたには間違っているという状態」です。
今は分散化の時代ですから、この場合はこれから増えていくことが予想されます。
そのため、今のうちから毎回疑ってかかるようにするのは「性格が悪い」のではなくて、むしろ「効率が良い」のではないかと私は考えております。
(表に出さず、心の中で思うのは自由です)
そしてその、自分なりの結論を出すためには「知識と知恵」が必要であり、それらの源泉である「情報」が必要です。
この「情報」を活用して、あなたに必要な「知識と知恵」を持ちましょう。
そしてこのことは、逆に「自分に自信を持つ」ためにも非常に有効な手段です。
いざとなったら、この「知識と知恵」という武器を用いて、反論することもできる……そのように思うことで自信が湧いてきますから、全力でおすすめします。