昔、オウム真理教という凄惨な事件をたくさん起こした宗教がありました。
教祖や幹部などの罪を犯した人は既に死刑を執行されていますし、あれからもう四年ぐらい経っています。
それらの事件が発覚した辺りで「マインドコントロール」という用語が、テレビ番組等で頻繁に使われるようになりました。
この「マインドコントロール」について検索すると、以下の記事が出てきました。
ご興味ある方はどうぞ。
で、何で思い出したのかと言いますと、別の記事を書いている時の参考に以下の過去記事を読んだからでした。
私は『ゲームやアニメ、漫画でこれからの生き方を学ぶ』という電子書籍を出してですね、そこで「娯楽作品でこれからの生き方を学べる」とえらそーなことをほざいておりましたけれども。
実際の話、それらを観賞する能力は「乏しい」の一言であります。
ただしその能力に乏しかったからこそ、理屈で理解しようとして今の私があるわけでもあります。
というわけで、何が言いたいのかを箇条書きにしてみました。
1,私がゲームやアニメ、漫画を観賞しなくなったこと(で不幸になったの)を母親に責めたら「それを決めたのはお前の意思だ」と反論された
2,それ故に「結局は私の意思だから私が悪いのか」とずっと思っていた
3,しかし「マインドコントロール」という流行語のおかげで、その状態から解放されることができた
以上です。
確かに、母親は私に「ゲームやアニメ、漫画などを鑑賞するな」とは、一言も言っていませんでした。
ただ「そんなもん観たら頭が悪くなるのにー」と言って、嘲笑していただけです。
それで私が「そういうものを観ると頭が悪くなるから、観てはいけないものだ」と判断し、観るのをやめていました。
つまり母の言う「娯楽作品を観るなと禁止したわけではない」のは正しいのです。
母は「マインドコントロール」を意図してやったわけではありませんが、実際はそのようになっていたと、そういう状況だったのです。
このことがわかったからと言って、母親を責めるつもりはありません(というか、もう亡くなっているので不可能)。
ただ、私のせいではなかったということがわかっただけで、それだけでとても気持ちが楽になりました。
まぁそんなわけで、私が最も言いたかったのは「本当に自分が悪いのか、調べるとそうではない(こともある)」ということです。
で、今はインターネットという便利なものがありますので、まずは「それを使って、とことん調べてみる」ということを是非、おすすめしたいのです。
(上記の話は、まだインターネットが一般的に存在する前のことであり、そのことを報道してくださったマスコミの皆さんには感謝致しております。
ネットが普及した今でも「人生をより幸せにする」という使い方によっては、マスコミの皆さんのできることは多大だと思いますし、それを是非より良い方向で行使して欲しい、そして幸せな人が増えて欲しいと、個人的には思っております)