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記事のストックは作っておくメリット/デメリット

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  • 1000aki
  • 2019/05/24 08:06

ブログなどを始めた際に、デイリー更新を掲げる人は多いかと思いますが書くことができない日もチラホラ。 

そんな人の中には保険の為に記事のストックを作っている人もいることかと思います。 

WEBライターをはじめ、ブログやHPなどあちこちで記事を作っている僕自身は「作り置きする派」なのですが、記事ストックを作ることのメリット/デメリットについて思うところがあったので簡単にまとめてみようかと思います。 

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■ストックを作るメリット 

冒頭でも触れましたが「作れない日があってもストックから更新ができる」というこれに尽きるかと思います。 

ですが、それだけでは味気がないのでもう1つ付け足すと「見直しが利く」こともメリットです。

 

 更新する前に読み直して誤字脱字がないかどうかチェックすることかと思いますが、ストックの見直しには別の効果も期待できます。 

それが「客観的に見れる」です。 
 

記事を更新公開している人のなかには経験がある人もいることかと思いますが、過去書いた記事を読み返して恥ずかしくなったり、夜中書いていて「続きはまた明日」と下書きしていたものを翌日再開しようと思ったら「なんじゃこりゃぁぁあ!」って松田優作みたいになったりしてね。 

書いている時の気分によって文章って結構乱れるもんなんですよ。そんなことはない鉄人もいるかもしれませんが少なくとも僕は日常茶飯事です。それはもう四六時中乱れていますとも。 

少し真面目な話をすると、日中帯では「交感神経」が活発になるので脳が活性化して理性的。逆に夜になると「副交感神経」が活発になるので理性が弱まり感情的が優勢となります。 
 

なので夜書いた文章を日中帯に読み返してみるともれなく松田優作(太陽にほえろ)になれる確率が上がるわけです。 

日中帯と夜に分けてストックの見直しについて書きましたが、これは別に日にちが経ってからも有効。それは過去記事を読み返した時に恥ずかしい気持ちになったりする経験が物語ってくれています。 

ということで「書けない日も更新できる」「見直しが利く」という2点がストックしておくことのメリットです。 


■ストックしておくことのデメリット 

正直に言ってしまうとストックすることはデメリットの方が多いです。交感神経とか自律神経の話なんかを持ち出してそれっぽく言いましたけども。 
ストックをすることで起こり得るデメリットは次のような感じでしょうか。 

・内容の時系列が乱れる可能性がある 
ストックはあくまで保険としていて書ける日はきちんと当日更新をしていた場合、内容の時系列がおかしくなってしまう可能性があります。 
 

極端な例を挙げると、年末年始の忙しい時期で書けなかった際にストックからタイトルを見てイケるネタと判断して公開したら「先日海で見た水着のお姉さんがめちゃくちゃ可愛かった」みたいな文章が入っていて、読者からは「は?今冬だけど」みたいなことになったりとか。 
冒頭や文末に近状報告を混ぜ込む人は特に要注意なやつですね。 

 

・ネタがトレンドから外れてしまう可能性が高い
新鮮なネタも賞味期限を逃せば腐るというもの。クラゲが出ている時期に「海水浴に行くときのおすすめアイテム」とか紹介されても困りますもんね。 

 

・ストックがあることの安心感から書かない日が増える可能性がある
夏休みの宿題と同じ。まだまだ休みがあるから大丈夫!と高を括ってたらあっと言う間にストックが底をつき、慌ててしまうなんてことも。 
 

やっぱり人間使っていないと劣化するもので、文章も頻繁に書いていないと書けなくなってくるものなのです。 


・ストックは軌道修正がしにくい
おそらくコレが一番キツいかな?と個人的に思っている「軌道修正がしにくい」というデメリット。 
 

漫画バクマンを読んだことがある人はまさにアレをイメージしてもらえると説明が省けてとってもラクなのですが、アフィや文章を売っている人にとって読者はお客さん。 
 

人気のあった記事とそうではない記事など傾向が見えてきた際に、軌道修正したいけど作り置きしてしまっている記事に対してテコ入れするのってかなりの労力。 

下手したら使えなさ過ぎて全部破棄なんてこともあるかもしれません。時間がないから作れるときに作っておいたのに、それが全部パーとか泣きたくなりそうですよね。 



…と、デメリットを挙げるとこんな感じでしょうか。 


■ネタによってはストックも有効 

あまり時事に流されないようなジャンルであればストックしておくのも有効かと思います。 


ピンポイントでターゲットを絞っていて、その人たちに役立つ情報を提供することが目的であれば季節感も関係ないですし、正しい情報を伝えられれば目的も果たせていますので問題なし。 

ちなみにこの記事も流されにくい話かと思いますがちゃんと今書いていますよー。 


■新しいメディアを始める(おわりに) 
そもそもこの記事を書こうと思ったのが新メディアを僕自身が作ろうとしていることが起因。 
 

かなりお堅めな内容なのでリサーチはもちろん文字数も多めで間違いはNG。ITエンジニアとWEBライターの2足歩行をしているなかで3足目に手を出そうとしているのでもうてんやわんやなわけです。 

更新頻度は1~2週間に1度くらいのペースにしようかと思っているのですが、それを含めて始動させるのにどれくらいのバッファを持たせておいたら良いのかな?と疑問に思ったわけです。 

今回記事に書いたような「賞味期限切れ」「腐らせる」などといったことが起こりにくい、言わば缶詰のような保存食的なジャンルではあるのでストックも有効かと思うのですが、早く走らせたいという気持ちもあるわけです。 

どれくらいの記事数を先行して用意(ストック)しておけば公開開始をしても余裕があるのか、記事作成のペースをどれくらいでいけるのかまだまだ分からないことだらけ。 

8月開始を目指してあれこれ試していってみようかと思います。

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