くすぶりすぎな株を紹介するシリーズ
①の化粧品事業に続いて次は健康補助食品事業についてご紹介します。
この事業はすでに全体売り上げの3割近くを占めるわけですがこの事業には今後成長余地が十分残されているのです。
まずこの事業が販売している製品は抗疲労作用の製品を展開されておりイミダペプチドシリーズという主力製品があります。
このシリーズの販売方法は定期購入の仕組みのため年々着実に売り上げを増やしています。またこの販売方法によりストック型の収入(契約期間は長期的に収入が見込める)であるため収入の安定性があるためもしもコロナのような有事の際でも売り上げが減少しないのも魅力的である。
さて前述したようにこの事業のどこに成長余地があるのか?
それは抗疲労プロジェクトである。
これは産学官連携プロジェクトで疲労の測定と抗疲労食薬開発プロジェクトで大阪市、4つの大学、大手食品メーカーや医薬品メーカーなど18社が連携したプロジェクトである。
このプロジェクトの認知度はかなり低いはずである。私もこの企業を分析しなければ知ることはなかった。しかしそこが成長余地なのだ。
今後の目標は抗疲労医薬の開発、そしてトクホとして世の中に提供することだ。
現在のトクホ市場は2013年から2019年まで6000億円台でずっと推移しており安定市場となっている。しかし2019年度の食品業界の業界規模は主要企業127社の売上高の合計で算出すると約29兆4000億円となる。つまりまだ全体の約2%しか流通していないことになる。十分参入余地のある市場といえる。
今後は厚生労働省からの認可が下りるまでは我慢の時間が続く可能性もあるが①で紹介した化粧品事業だけでも十分経営できる状態なので体力が尽きて倒産するようなことはないだろう。
今後抗疲労トクホのニュースが出たら真っ先に所有してほしい。
また長すぎてしまったので次回の投稿で財務体質について紹介していきたいと思います。