もちろん犯罪と区分けされる時点でダメなものはダメ。
でもかっこよく見えたりする時がある。
「紙の月」という映画をアマゾンビデオで見た。
宮沢りえさんが真面目な銀行員を演じ、年下男子との恋をきっかけに客のお金を横領し身を持ち崩していく。最後は海外に逃亡しタイで身を隠す生活をすることに。女性に限らず…銀行員が異性に貢ぎ横領を重ねる話はリアルに起こっていることなんだけど、宮沢りえ演じる梅澤梨花がある一線を越えてフルスロットルで突っ走るその様子が潔く感動すら覚えた。もちろん映画だからそう感じるんだろうけど、なかなか見えない常識の壁を乗り越えられず普通の生活を淡々と繰り返しているその状況を物足りないと思ってしまう一瞬があることも間違いない。
だから罪を犯す犯罪者になりたいわけではない。
見えない常識の壁を意識し過ぎて生活している今の自分がいるような気がするなって話につながるわけです。
もっと冒険してもいいのになって思います。
50歳を超えていい年なんだからって守りに入るんじゃなくて、
人生100年時代というならまだ折り返してちょっとってとこなんだし、
まだまだチャレンジできるんだと思う。
そうだ、「紙の月」はテレビドラマでもやってて、テレビ版は原田知世さんが主演やってます。こちらもなかなかいい出来でした。