巨大イベントの中止、プロスポーツの無観客試合、大手企業の在宅勤務、小中高の休校、遠隔診断、テレワーク推進等々、感染リスクを抑えるために人が集まることを極力規制している。
神様なんて信じてはないけど、何かが世に出る時それを強く後押しする出来事がある。
5G元年といわれる2020年に新型ウィルスが流行したことには…いつか歴史を振り返った時にその関係性が語られるに違いない。
巨大イベント、無観客試合、いつもは大勢のファンに囲まれて実施されるが、5Gの普及によりその場にいなくても成り立つことを証明することになる。高速大容量通信とVR・AR効果による仮想現実の世界への没入感がまさしくその場にいることと大差ない体験環境を整えることになるかも。
会社員の皆様は、始業時間のずいぶん前に家を出て混んだ電車を乗り継ぎデスクが並んだオフィスで孤独に仕事をこなす。結局一人で仕事するのに出社することの意味はあるのか?ウィルス対策のために強制的に在宅勤務を求められたが、5Gの普及により高速大容量通信によるリモートワークで事足りることの証明をするいい機会なるのかも。
感染防止の為に全国の学校が休校になった。そもそも時間とお金と労力をかけてみんなが教室に集まって授業を受ける意味はあるのか?5Gの普及により高速大容量通信によるインターネット授業が可能ならわざわざみんなが集まることはなく、アナログ的な教材等の必要もない…経済的にも合理的な授業スタイルに5Gが導いていくことになるのかも。
医療分野においても5Gの効果は絶大なものになる。世界的な外科医が患者のすぐ横にいなくても遠隔で難しい手術を支援ロボット『ダヴィンチ』で行うことができる。世界の僻地では病に苦しむ患者が多数いる…わずかな知識で生き延びることができたのに実際は死に至る。5Gによるインターネット診療が可能になれば救われる命は激増することになるかも。
新型コロナウイルス流行は、5Gが躍進する大きなきっかけになるのかもしれない。これからはリアルに集まることにそう意味はなく、集まることの疑似体験で用を成すことも増えていくと思う。
でも人と会いたくなるんですよね。