ALISの皆さま、こんにちは。今日のお昼に食べた焼き鮭とひじきがおいしくて泣けてきた仮想通貨Q&A「Beetalk」運営です。
海藻類はミネラル豊富なものが多いですが、ひじきも例外ではありません。特にカルシウムやマグネシウムが多く含まれ、骨や筋肉などの維持に一役買ってくれそうです。食物繊維も多いので、便秘気味の方は是非お試しください。ところで、生の海苔は日本人しか消化吸収できないという都市伝説的な噂がありますが、ひじきはどうなんでしょうか?
というわけで、本日のピックアップQ&Aをご紹介いたします。是非ご覧ください。
Q:2017年末、ビットコインはなぜあそこまで急騰したのでしょうか?
A:私の考えでは、ビットコインは人類の歴史上、最も投機に適した商品で、これ以上のものはないと思います。ビットコイン価格がどうなるか長期的に見れば、高騰と暴落と繰り返し、バブルが形成されては弾けることを繰り返すでしょう。
まずビットコインの設計は、ある単位の時間内で生産が有限であること、そして多くの人がマイニングに参加するときはコンセンサスアルゴリズムに基づいて自動で採掘難易度を調整し、マイニングの速度を下げていきます。そして、ニーズが増加すれば需要と供給の不均衡から価格が上がります。ビットコインが急騰すれば、メディアは必ず宣伝し、メディアの宣伝が多くの参入者を引き寄せ、このことがさらに価格を押し上げます。
その次に、ビットコインのデフレ特性、あるいは保有者の価格高騰に対する期待感が、ビットコインを実生活で使うのではなく、塩漬けにしておく傾向を強めます。かつて、10000BTCでピザ二切れを買った人がいましたが、これは現在の価格でいえば100億円を超えることになります。彼はさぞ後悔したと思いませんか?その後、ビットコインを使おうという発想になるでしょうか?永遠にビットコインを持っていた方がいいのではないかという気持ちになるはずです。この点が、市場への流通量を縮小させ、新規参入者が増えたときに、価格をさらに釣り上げる原因になります。
最後に、ビットコインの本当の価値は、既存のモデルではかることはできません。全く新しい発明であるからには、株のようにさまざまな成熟した指標をもって企業の価値をはことはできないのです。何か一つのニュースがあると、それに応えるようにビットコイン価格が20%も下落したりすることを見れば、ビットコインの標準的な価値をはかる手段がないことがよくわかります。皆、盲目的にトレンドを追いかけ、トレードをしているのです。
ビットコインを一つの決済手段としてみた場合、paypalやVISAのような企業をベンチマークとして、一日の間に一体どれぐらいの規模の取引を処理できるのかを見ることになりますが、これをもって見てもビットコインの価格は高すぎます。つまり、信仰的な要素が作用して、取引に参加している人がビットコインの価値を高く評価しすぎているのかもしれません。確かに、ビットコインが謳う非中央集権化や匿名性は素晴らしいものに聞こえます。
以上のような要素が、ビットコイン価格を短期間のうちに指数関数的に高騰させた要因になっていると思われます。
当然のことながら、バブルは弾けます。私も、いつバブルが形成され、それがいつ弾けるか予想することはできませんが、批判を恐れずに申し上げれば、2017年末のバブルは最後ではないばかりか、最も大きなバブルですらないと考えています。
ビットコインの投機性が存在し続ける限り、必ず大口投資家が機を見て参入してきます。そして、大口投資家がビットコイン価格を釣り上げたいと思うのであれば、適当な理由が一つあればいいのです。潜在市場はとてつもなく大きいものがあります。まだ多くの人がビットコインを売り買いしたことがないばかりか、ビットコインは必ずしも1BTCから買わなくてもいいことを知らない人すらいます。今後、世界経済に大きな事変が起こらないとも限りません。その時メディアや大口投資家たちは、どう動くでしょうか。
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