梅雨のシーズンになり、どんよりした空が多い季節になってきました。
そんな梅雨の風物詩といえば、あじさいですね!
京都もあじさいがきれいになってきたとのことで、あじさいの名所を訪ねてきました。
今回訪ねたのあじさいの名所は、京都盆地の端の西山の中腹に建てられた、善峯寺(よしみねでら)です。
地図の通り善峯寺は山の中にあり、交通不便な場所です。
それでも日中は駅からバスが一時間に一本出ているので、秘境ではありません。
僕は車を運転してゆきましたので、ちょっとしたドライブで気軽に行くことができました。
駐車場に車を置いて、山門に向かいます。
山門(楼門)がとても豪華ですね。
拝観料を納めて、中に入りましょう。
まずは本堂(観音堂)にお参り。
緑が美しく、山の中にあることがよく分かると思います。
サツキがとてもきれい。
山寺なので階段だらけですが、それがまた良い味わいです。
さて、境内のあじさい苑に来ました。
櫻あじさい苑とあります。春は桜が綺麗なんですね。
かなり広い敷地の一面にあじさいが!
雲の切れ間から差してきた陽の光を浴びて、キラキラと光っていますね。
右を見ても左を見てもあじさいだらけ。
この時期は緑も鮮やかです。
あじさい苑を見守る幸福地蔵。
「自分以外の幸せを願いましょう」とのことですので、ALISのみなさまの幸せを願っておきました。
雲の色と形が梅雨らしいですね。
夏の雲になりきっていないこの形が、もどかしくてたまりません。
眼下には京都市街が一望できます。
とても良い眺め。
手水舎の涼しげな水と、奥の鮮やかなサツキのピンクがこの季節らしい光景を作り出していました。
清らかな薄いブルーの、額あじさいは元気そう。
この善峯寺は好きな場所のひとつで、毎年のようにあじさいの時期に訪ねています。
一昨年に訪ねた際の記事はこちらの旧ブログに書いています。
御朱印もいただきました。
大悲殿と書かれています。
大悲殿とは観音菩薩がおられる場所という意味です。
善峯寺の御本尊は観音菩薩なのです。
山の中腹で京都市街が一望できる苑内を巡って、ちょっと湿った清々しい空気をいっぱい吸って山を下りました。
じめじめしたうっとうしい梅雨も、あじさいを見ているとなんだか素敵な季節に思えてきますね。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6
本記事の写真は、京都市観光協会オフィシャルサイト「とっておきの京都」にも掲載いただいています。