イーサリアムの開発者の世界的なカンファレンスである5回目のDevcon 5が、2019年10月に大阪で開催されることになりました!
ALIS開発陣を始め、日本からもイーサリアム関係の開発者が多数参加されると思います。
そして、大阪といえば僕が毎日働いている場所。
僕は開発者でも何でもないのですが、せっかくの地元、大阪開催なのでちょっと見に行きたいと思いますよね。
ちょっと参加したいって思って、Devconの参加費っていくらなんだろう?と調べたら、かなり高い。
Devcon 5
通常のチケット代は、
なんと、999ユーロですよ! 日本円で12万円くらい。
とても買えませんが、この値段でもすぐに売り切れていました。
(8月6日 22時から再発売。)
まあ、買う人の多くは自費じゃなくて会社の経費でしょうし、日本まで来て宿泊することを考えるとどうせ多額の出費になるのですから、金額が高くても出せるのでしょう。
しかし!
普通にチケットを買うととんでもなく高いのですが、なんとディスカウントチケットがあるとのこと。
それはbuilderという、イーサリアムの開発に何らかの貢献をしている人のためのチケットだそうな。
このbuilder用のディスカウントチケットを申し込むには、所定のフォームに自分がどういうことでイーサリアムに貢献しているのかを詳しく英語で記載しないといけません。
そして審査で認められれば、晴れてディスカウントチケットをゲットできるのです。
これはハードルが高いなぁ。開発者でない自分には到底無理。
ただ、buliderというのは何も開発している人だけではなく、イーサリアムの発展に貢献している人であれば良いとのことです。
それでも、べつにイーサリアムに貢献などしていない自分にはやっぱり無理。
でも、ここはダメ元と思って応募してみました!
下のように応募文を作りました。
Builderディスカウントチケット 応募文(下書き)
あんたら大阪でDevconとかいう興行みたいなもんをするらしいやん。面白そうやな。
ワシは大阪で働いとるんや。ということは、地元や。
そやけど今回のイベントの前に、あんたらがワシのところに挨拶に来た覚えはないなあ。
まあええわ。面白そうやし、ちょっと見に行ったるわ。えっ、あんたらのイベントを見に行くのにワシからも高い金とるんか?
人のシマで興行しといて地元のもんから高い金を取るって、ええ了見しとるなぁ。それにな、ワシはALISのオフィシャルアンバサダーちゅうのもやっとるねん。
ALISって知っとるか?
日本の有名なイーサリアムのプロジェクトや。
どや、ワシもちょっとはイーサリアムに貢献しとるやろ。立派なイーサリアムのBuilderやろ?まあ見に行くのにタダでとは言わん。ちょっとは金を出したるさかいに、ワシにあんたらのイベントを見学させてくれや。
ええ返事を待っとるで。
この文章をですね、もう少し無難な表現にして、かつ英訳して送ったわけですよ。
って、これをどんなふうに英訳するねんww
(このBuilderディスカウントの応募はもう終了しています。)
しばらくして、Devconの運営さんからメールにて審査の結果が来ました!
Congratulations, your application has been approved :)
(おめでとう、あなたの申請は承認されました(^o^))
えええっ、マジか?
あれで通ったの?? もう、なんでもアリやな…。
さて、チケット料金はどれくらいかな?
えっ、600ユーロって71,400円くらい。
やっぱり高いやん…。
せっかく承認してもらったのに申し訳ないんですけど、この値段ではブロックチェーンを生業にしていない個人が、ポケットマネーから出すことは難しいです。経費でも落ちないし。
それなら最初から申し込むなよと怒られそうですが、そもそもチケットの値段は非公開なので、招待コードが送られてくるまで分かりません。
ですので、まず申し込んでみるという対応になってしまうのです。
やっぱり自分のような者は、地元であっても参加することは事実上できないのですね。
残念ですが、しょうがないです。
せっかくVitalikを歓迎して、会津屋のたこ焼きでもおごってあげようと思ってたんですけどね。
ちなみに、会津屋とはG20大阪サミットでも提供されたたこ焼き屋さん。歓迎するのに、たこ焼きは安すぎやな…。
(チケット招待コードを誰かに譲ることは問題があると思いますので、いたしません。)
ということで僕はDevconには行けませんが、地元なのでDevcon大阪にお越しになる方への交通案内をお届けします。
Devconの会場であるATCホールは大阪湾に面した大阪の西の端っこで、かなり交通の不便な場所にあります。
G20大阪サミットが行われたインテックス大阪の向かいです。
Devcon参加の皆様は、残念ながらG20大阪サミットのVIPのように一般の車を通行止めにして専用車で会場に直行できませんので、会場まで時間がかかります。
新幹線の新大阪駅からは電車を乗り継ぎ、45分~1時間近くかかります。
関西空港からはリムジンバスが近くのハイアットリージェンシーホテルに出ており、約50分です。
会場近辺に飲食施設はありますが、港湾地区ですので繁華街ではありません。
付近のホテルはハイアットリージェンシー大阪(G20大阪サミットでは安倍総理が泊まり日本政府の司令塔になったホテル)をはじめいくつかありますが、ホテルや会場の周りで楽しめる場所は海の景色を除いてはありません。
ホテルを予約する場合には、ずっと会場に詰めるのか繁華街にも遊びに行くのかを考えて、交通の便を重視して場所を決めてくださいませ。
それでは、みなさまお気をつけて大阪にお越しください。
そして、会津屋のたこ焼き食べてね! 梅田のはなだこもおいしいでー。
Welcome to Osaka, Vitalik!!
(写真はすべて筆者が撮影)
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