ここ京都でも、秋は着実に進んできています。
今回は紅葉が美しい、嵯峨野・常寂光寺へお散歩です。
ちょっと紅葉には早いんですけど…。
さらに、ここには「モシュ印」があるらしいのです。
って、モシュ印ってナニ??
常寂光寺の山門をくぐって参道を歩くと、かの有名な仁王門が構えています。
まだまだ、青もみじが美しいですね。
この写真、人が誰もいないように写していますが、常寂光寺は有名寺院で参拝者が多いので、この瞬間を撮るのはけっこう大変なんですよ。
この階段を登って、本堂へ参拝します。
本堂の周りも、青もみじでいっぱいですね。
本堂は、小早川秀秋の助力を得て桃山城の客殿を移築したものとのことです。
秋空に多宝塔が画になります。
ここは小倉山の中腹で、京都市街が一望できます。
この少し横に、小倉百人一首が編纂された藤原定家の山荘「時雨亭」があったようです。今も時雨亭跡があります。
小倉山で編纂されたので、小倉百人一首なんですね。
もみじがちょっと色づいてきています。
秋が深まっていることを感じます。
さて、問題のモシュ印です。
それがこれ!
縦1.5✕横1メートルの巨大な御朱印パネル。
ん?なんだか文字が緑色ですね。
そう、この文字の部分が苔なんです。
拡大して見てみましょう。
確かに苔!
このモシュ印、JR東海の「そうだ 京都、行こう」のキャンペーン企画。
御朱印の文字を苔で表そうという企画。
Moss(苔)+Gosyuin(御朱印)=Moshuin(モシュ印)!?
うーん、微妙なネーミング…。
常寂光寺や東福寺など、京都の超メジャーな5つのお寺にそれぞれのモシュ印があるよ。初秋の限定企画。
当たり前ながら京都では「そうだ 京都、行こう」の宣伝はやってないのでモシュ印の存在も知らなかったんですけど、海の向こうのニューヨークから教えてもらいました。
正直、Mariさんのこのツイートがなかったら、モシュ印を見過ごしてましたね。
では、実際の御朱印はどうなのでしょう?
自分が頂いた御朱印がこちら。
うん、モシュ印とそっくり!
この御朱印は書き置きですけど、丁寧なことに紙を御朱印帳に貼ってくださいました。
そして、モシュ印の横には「苔テラリウム」もありました。
金魚鉢の中、まんなかに常寂光寺仁王門のミニチュアが見えますね。
とても可愛くて、欲しくなりましたw
とはいえ、やっぱりお寺に生えている苔のほうがきれいで見栄えがします。
ということで、常寂光寺の苔を。
仁王門を見下ろす斜面に一面の苔。
とてもしっとりとしていて、まだまだ初秋の美しい光景です。
苔の上に、ひとひらの紅葉。
夕陽を受けて、コントラストがとても美しい。
仁王門にあたる木漏れ日も傾いてきました。
常寂光寺は山の斜面にあるので、日が暮れるのが早いのです。
そろそろ帰りましょうか。
日が傾いて、影が長くなった帰り道。
有名な嵐山・渡月橋。
秋雲が、のどかな秋の一日を物語っていました。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6
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