梅雨で雨がちですが、晴れるとすっかり夏になった京都。
季節の花がきれいに咲いています。
今回は、桔梗(ききょう)が咲いてきたというので、京都東山・東福寺の塔頭である天得院(てんとくいん)を訪ねました。
この日はとても良いお天気。
京都駅からJR奈良線で一駅の東福寺駅で降り立ち、歩いて東福寺へ向かいます。
東福寺の境内に、塔頭寺院として天得院はあります。
敷地内で保育園も運営されているので、飛び出し坊やの看板もありますね。
門をくぐって入りましょう。
天気はいいですが梅雨の時期なので、門をくぐるとあじさいが綺麗に咲いていました。
では、天得院のお堂に入らせていただきます。
天得院は基本的には公開されていないお寺ですが、春の桔梗の季節と秋の紅葉の時期には特別拝観が実施されます。
今回は「桔梗を愛でる特別拝観」ということで、2週間の短い特別拝観です。
さて、お庭を拝見。
桔梗はきれいに咲いているのでしょうか?
苔が生える枯山水庭園に桔梗がたくさん!
一面が初夏の、鮮やかな緑色です。
強い日差しに照らされた、桔梗の鮮やかな紫が目に染みます。
廊下の突き当りには華頭窓が。
窓の向こうにも桔梗が咲いています。
この光景は絵になるので、ここでみなさん写真を撮っていました。
この日は新聞社やテレビ局も取材に来ていました。
最近、僕はマスメディア取材に出くわす率が高いです。別の場所ではインタビューもされましたし。
まあ、自分の注目する場所と世間様の注目とは重なっているのでしょう。
白い桔梗は清楚な感じで、これもいいですね。
水面の波紋に反射する新緑がとても涼しげ。
夏の光景ですね。
天得院のお庭はそれほど広くありませんが、苔も生えていて落ち着く感じがします。
めっちゃ桔梗を愛でることができました。
御朱印にも「桔梗之寺」と書かれています。
書き置きのみでしたので、御朱印帳には書いていただいていません。
それと、天得院の寺紋入の交通安全ステッカーもいただきました。
ステッカーは購入したのではなく、もれなく配布されていました。ありがたいです。
たくさん桔梗を愛でて少し暑くなってきたので、そろそろ天得院からおいとまします。
7月に入ると、京都市内中心部は祇園祭一色になってきます。
うっとうしい梅雨雲の上には、もう夏がやってきていますね。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6
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