苔が美しい京都の庭園たち。
かの有名なJR東海「そうだ京都行こう」キャンペーンで、京都の苔庭がフィーチャーされています。
その名も「2019年秋 モシュ印・コケ寺リウムキャンペーン」!
前の記事で、キャンペーンに参加されているお寺の一つである地蔵院を訪ねました。
今回は、妙心寺塔頭の桂春院の庭園を訪ねましょう。
このお寺も、苔を始めとした緑が美しいです。
妙心寺は京都盆地の西北に位置しています。
最寄り駅はJR嵯峨野線、花園駅。駅から徒歩10分ちょっとで到着です。
妙心寺は禅宗である臨済宗の大本山で、日本最大の禅寺とのこと。
敷地も広大です。
その妙心寺の境内にある、塔頭の一つが桂春院(けいしゅんいん)。
妙心寺の塔頭には拝観謝絶のお寺も多いのですが、ここ桂春院は一般公開されており、美しいお庭を見せていただくことができます。
では、入ってみましょう。
先ほどの山門をくぐると、木々に隠れるように庫裡が見えます。
禅寺の雰囲気ですね。
お堂に上がり、拝観させていただきます。
一面、緑のお庭がある書院。
このお庭は「侘の庭」と名付けられています。
特に青もみじが鮮やか!
書院から侘の庭を眺めます。
緑が美しく、赤い絨毯とあいまって、素敵な額縁庭園を作っています。
右手に見えるのは「梅軒門」。
この時は参拝者が少なかったので、しばらくこの景色をひとり占めしました。
さて、桂春院のモシュ印とコケ寺リウムってどんなのでしょう?
これがモシュ印とコケ寺リウム。
モシュ印は文字が苔でできた、でっかい御朱印です。
そしてこちらは、実際にいただいた御朱印。
「侘」の文字がいいですね。あと、青もみじも。
上のモシュ印と同じ御朱印もありますよ、文字も緑色です、とも言われたのですが、こちらの御朱印がかっこいいので頂きました。
こちらは、コケ寺リウム。
苔の庭と梅軒門のミニュチュアです。
この光景、実物はどうなんでしょう?
侘の庭と梅軒門。
おお、似ていますね。
どちらも苔がとても素敵です。
次に、本堂から「真如の庭」を眺めます。
こちらも緑が素敵なお庭です。
本堂からお庭に降りることができるので、下りて眺めてみましょう。
横から見た、真如の庭。
きれいに刈られた植え込みの下には、一面に苔が生えています。
侘の庭も、ここ真如の庭も緑だらけで、その美しさに目がチカチカするくらいです。
まだまだ、青もみじがきれい。
これがあと1ヶ月半もすると紅葉してきて、もっと美しく鮮やかになるのですね。
まだ暑くて夏の感覚なのに、季節の移り変わりはとても早いです。
このような美しい四季を感じられるのは京都の大きな魅力かと、いつも感じています。
みなさまも、苔を目当てにモシュ印とコケ寺リウムのお寺を訪ねてみてください。
きっと心が癒やされると思います。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6
昨年の秋や今年に、他のモシュ印とコケ寺リウムを展示されているお寺もいくつか訪ねています。
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