青い空と水の琵琶湖に浮かぶ浮御堂の暑い夏

長かった2020年の梅雨が明けました。夏が来た!

夏といえば海。しかし京都市には海がありません
でも、心配は御無用(誰も心配してない)。京都の横には琵琶湖があって気軽に海を見ることができるのです!

えっ、琵琶湖は海じゃなくて湖だって? 琵琶湖のことを地元の人は「うみ」と呼ぶのでうみでいいんです。

ということで、湖(うみ)を見に行きましょう。

今回は琵琶湖が一番映える場所の一つ、滋賀県堅田(かたた)の浮御堂(うきみどう)へお出かけです!

 

浮御堂へ

浮御堂はその名の通り、お堂が湖面に浮いているんですよ!

場所はどこにあるのでしょう?

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© OpenStreetMap contributors

浮御堂は地図のように琵琶湖の南湖と北湖の境にあります。

京都駅からはJR湖西線で堅田駅まで20分~25分。
堅田駅からはバスで10分弱。本数もあるので便利。

ですが、この日はマイカーで行きました。
夏の休日の湖西道路(国道161号)はめっちゃ混むので、電車バスのほうがいいかもしれません。

 

満月寺

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無料駐車場に車を止めて、浮御堂に着きました。

浮御堂とはお堂の名前で、お寺の名前は海門山満月寺と言います。臨済宗大徳寺派のお寺。
でも浮御堂があまりにも有名なので、お寺の名前はあまり知られていないようですw。

では海門と書かれた山門をくぐって境内に入りましょう。

 

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境内はコンパクト。
ここは観音堂で、重要文化財の聖観音座像が安置されています。

まずはここで手を合わせます。

 

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観音堂の前には絵馬が。
松と浮御堂が描かれていますね。

では、いよいよ湖に浮く浮御堂へ行きましょう!
といっても境内はコンパクトなので、隣にあります。

 

浮御堂と琵琶湖

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浮御堂
おお、たしかにお堂が琵琶湖に突出して浮いていますね!

この光景はとても絵になります。
それは昔からで、近江国(滋賀県)で美しい景色として近江八景というのがあるのですが、浮御堂はその一つです。

ここは近江八景のうちの「堅田の落雁(らくがん)」と名付けられています。
これは堅田にある浮御堂と琵琶湖に舞い降りる雁の群れの光景の美しさを取り上げたものです。

どんな光景なんでしょうね?
と思ったら、この光景を江戸時代の有名な浮世絵師の歌川広重が絵にしています。

 

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歌川広重 堅田落雁 (著作権フリー)

帆船が浮かぶ琵琶湖の上には夕焼け空雁の群れが湖に舞い降りようとしています。
浮御堂のは左横の方に小さく描かれていますね。

なんとも情感のある、ノスタルジーを感じるような琵琶湖の夕景ではないでしょうか。
 

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さて、この浮御堂には橋を渡って行くことができます。
行きましょう。

 

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浮御堂から見た琵琶湖東岸
梅雨が明けて空の色が真夏になっていて、湖の色も夏らしくスカッとした気持ちのいい青です。

 

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浮御堂千体仏
琵琶湖に面して仏様が安置されていました。

浮御堂の中には阿弥陀仏一千体が安置され、「千体仏」と称されています。
お堂の中は撮影禁止なので写真は外から垣間見えるこれが精一杯ですが、小さな阿弥陀様がたくさん安置されています。

浮御堂は西暦995年ころに比叡山横川恵心院に住んでいた源信(恵心)僧都が建てたとのこと。
その後は荒廃しましたが、徳川時代に復興。
現在の浮御堂は昭和12年に再建されました(浮御堂パンフレットより)。

 

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琵琶湖の中に、高浜虚子の湖中句碑がありました。
「湖も此の辺にして鳥渡る 虚子」と書いてあるそうですが、小さくて文字は見づらいです。

気温は高いのですが、気持ちの良い風が吹いており心地がよい。
湖なので潮風でお肌がベトベトすることもなく快適です。

 

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お堂の中に息災と書かれたろうそくが、ひとつ灯っていました。

夏の強い日差しの影で目立たないろうそくでしたが、ほんといろいろと無事であることを願いました。

 

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夏雲にヨット
真夏らしい光景が浮御堂から見えて、一気に頭とカラダが夏になりました

そういえば、♪カラダを夏にシテ♪で有名な曲、T.M.Revolution 「HIGH PRESSURE」の西川貴教さんは滋賀県出身ですね。
野洲で育ったとのことなので、ちょうどこの写真に写っているあたりでしょうか。 いや、もうちょっと北か?

 

 

満月寺 御朱印

さて、御朱印もいただきました。

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千体仏」とあります。
満月寺はお寺の名前。
夜になって浮御堂の上に輝く満月は、とても風情があるものだそうです。

 

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抜けるような夏空と明るいブルーの湖を満喫したので、そろそろお暇しましょう。

 

湖族の町・堅田

かなり暑いので熱中症にならないうちに帰らないと。
駐車場に向かいます。

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浮御堂から徒歩2分くらいのところに、「湖族の郷資料館」があったので寄ってみました。

 

って、湖族ってなに?

琵琶湖は、日本海の港から京へ物資を運ぶ重要なルートでした。
堅田(かたた)はその琵琶湖ルート上の主要な港として栄え、水上運送を生業とした人々は堅田衆(湖族)と呼ばれ大きな富と力を持っていたとのことです。

この資料館も湖族の民家を改造したものとのこと。
堅田を始め滋賀県の各地にはこのような立派な昔の家が今もたくさん残っています

このあたりは観光地としてはあまり知られていませんが、日本では失われつつある貴重な町並みを残す地域かと思っています。

堅田の街を歩くと江戸時代さながらの町並みを見ることができます。湖も見えるのでとても風光明媚。
今回はあまりにも暑いので堅田の町までは回れませんでしたが、機会があればまた散策したいと思っています。

 

最後に

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いよいよ夏本番
景色が鮮やかで、いちばん写真映えのする季節です。

この時期は熱中症にならないように、そして今年は新型コロナにも気をつけて、カラダを夏にシテ夏を乗り切って楽しんでゆきたいものですね。

 

Camera: LUMIX G8
Lenses: LEICA 15mm F1.7, LUMIX 25mm F1.7, 42.5mm F1.7

 

関連過去記事

旧ブログに浮御堂を始め琵琶湖・湖西の夏を写真にまとめています。

 

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2020/08/03 88.08 ALIS 34.10 ALIS
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