新型コロナウイルス感染予防のためにステイホームと自粛している間に、季節は初夏になったようです。
とっても天気の良い日。
自粛は大切なのですが、ちょっとはお散歩に出かけて身体を動かさないと。
密にならない散歩は構わないとのことですので。
僕は京都に住んでいるので、幸いにも散歩に適した神社仏閣が近いところにたくさんあります。
観光寺院は軒並み拝観を停止していますが、そうでない寺社で地元の人のために閉鎖はしていないところも多くあります。
今回は、京都の郊外、南西にある長岡京・長岡天満宮にお散歩です。
この時期、真っ赤なキリシマツツジがたくさん咲いて壮観なのです。
長岡天満宮は京都の郊外、長岡京市にあります。
阪急電車京都線・長岡天神駅から徒歩で行ける便利な場所。
八条ヶ池の横をそぞろ歩きしながら、大鳥居に向かいます。
道はご覧のように人が写り込まないくらいで、例年よりかなり人出は少ないです。
まだ八重桜が咲いていて春の名残がありますが、日差しは強く初夏ですね。
長岡天満宮正面大鳥居。
青空に立つ大鳥居は壮観です。
そして、鳥居の下の参道の両脇が赤く染まっています。
これがキリシマツツジ。
真っ赤なキリシマツツジが鮮やかで、青空と新緑によく映えていました。
例年はこの参道を通りぬけできるのですが、今年は新型コロナウイルス流行の影響で密になるといけないので通行禁止です。
写真を撮るには写り込む人がいないので、都合がいいですね。
横にも通路があるので、そこを通って進みます。
キリシマツツジは真っ赤で小さめの可愛い花をつけます。
ここ長岡天満宮のキリシマツツジは樹齢百数十年と言われ、その見事さは我が国随一とのことです。
境内の新緑もきれいです。
参道は人も少なく、のんびりと散歩できます。
例年、キリシマツツジの季節の長岡天満宮は観光客でいっぱいなのですが、この日は僕を含めて散歩と思われる地元っぽい人がメインで、例年とはかなり様相が違いました。
社殿(拝殿)までやってきました。
この拝殿、新しい感じですね。改装をして、平成10年竣工とのこと。
それと、このように誰も写り込まない写真が撮れるくらいの人出でした。
天満宮なので、牛さんもいます。
天神さんは同じ京都の北野天満宮が総本宮ですが、ここはどういう由緒なのでしょうか?
当長岡天満宮の御鎮座地長岡は、菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところであります。
公が太宰府へ左遷された時、この地にお立ち寄りになり「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのが当神社の創立であります。
長岡天満宮オフィシャルサイト
この長岡は京都の郊外で、よく菅原道真公が遊ばれた場所なんですね。
知らない間に、とても新緑が美しい季節になっていました。
紫外線もかなり強い感じ。
僕はコロナに伴う自粛の影響で家と職場の往復なので、季節の変化に遅れてしまっているようです。
長岡稲荷大神。
社殿の横にはお稲荷さんもあります。商売が繁盛しそうなキツネさん。
今はコロナウイルス流行で商店が軒並み休業して状況はとても厳しいですが、早く収束してお商売ができるようになることを願います。
お地蔵さんもあって、千羽鶴も。
なんだかホッとする光景でした。
さて、散歩としてはもう十分なので、そろそろ帰りましょう。
大鳥居をバックにしたキリシマツツジはやはり鮮やかで、雲ひとつない青空と相まって、気持ちが晴れやかです。
早く新型コロナウイルス流行が収束して、この空のように人々の気持ちも晴れることを願ってやみません。
注意点)
本記事公開日時点で、長岡天満宮のキリシマツツジの見頃はもう終わりです。
今から行かれてもあまり美しくはないし、自粛が求められていることもあるので、観光はお控えください。
Camera & Lenses: LUMIX G8 with LUMIX 12-60mm F3.5-5.6, 25mm F1.7 & 42.5mm F1.7