いよいよ京都も紅葉の季節!
紅葉の名所は数あれど、一二を争う有名どころが東福寺です。
でも、そんな名所は人が多くて大変だなあー。
そんなあなたと私のために、穴場があります。
それが、東福寺の塔頭である光明院(こうみょういん)。
お庭が素晴らしいのですが、あまり知られておらずのんびりできます。
東福寺の本堂から数分歩くと光明院はあります。
山門を見るからに、静かな雰囲気ですね。
ここからすでに紅葉しています。
中に入って、お庭を見せていただきましょう。
光明院「波心の庭」。
昭和の作庭家・重森三玲の作です。
光明院は「苔の虹寺」とも称されています。
枯山水で、白砂とともに苔が配置。
そしてその後ろにはサツキやツツジ、そしてモミジ。
これらが段々になっていて、素敵ですね。
上から見てみましょう。
少し高い場所にある茶室・蘿月庵(らげつあん)からの眺め。
白砂と苔が美しいです。
秋の日は短く、もう日が傾いてきています。
そんな光景もまた風情があります。
窓から見るお庭の苔がまたステキですね。
もうちょっとすると上のモミジが色づいて、さらに素晴らしい光景になります。
額縁庭園ふうに撮っても、苔と紅葉が美しいです。
訪れる人も少なめで、ゆったりとお庭を眺めることができました。
さて、光明院の素晴らしいお庭を堪能したところで、御朱印をいただきましょう。
しかし残念ながら「うちは御朱印はやっていないんです…」とのことでした。残念。
とはいえ御朱印を記事に上げないとALISの御朱印トピックにそぐわないということで、ALISアンバサダーを剥奪され、ALISトークン没収の上で島流しになって都落ちしてしまいます。
ということは光明院の記事はボツか? せっかく行ったのにー。
なんとかしないと!
(実際は没収とか島流しはありません。アンバサダーは剥奪されるの? まっ、いいかー)
そんなことで、光明院から歩いてすぐの東福寺通天橋にやってまいりました!
いや実はトピック違反とかどうでも良くて、紅葉がどうなっているか見たいだけなんですけど。
だいたい、橋に御朱印なんて無いでしょう?
これが、かの有名な東福寺・通天橋(つうてんきょう)。
臥雲橋から撮っています。
この臥雲橋はあまりにも人が押し寄せて写真を撮るので人が動かず大渋滞になってトラブルが頻発して、その取材にマスコミが押し寄せ全国ネットでニュースにするのでさらに知名度が上がって混乱するという、なんともカオスな状態。
なので、紅葉のピーク時期は撮影禁止となりました。
えっ、じゃあなぜ撮っているのかって?
この時は、まだ紅葉のピークじゃなかったので撮影可能だったんですよ。
確かに、まだ青もみじが多いですね。
では、通天橋を渡ってみましょう!
通天橋内部。
それほど人が多くないです。
まだ紅葉のピークでないのと夕方なので、人が掃けたんですね。
通天橋から見た紅葉。
ピークにはまだ早いですが、それでもかなり色づいていますね!
それに苔も素晴らしい。
「紅葉+夕陽+木漏れ日+苔」これすなわち最強。
夕方の傾いた木漏れ日に照らされ、別世界の感じを醸し出していました。
やっぱり全国的、いや今や全世界的に有名な東福寺通天橋の紅葉は素晴らしかったです。まだピークにはちょっと早いけど、これでも充分。
とっても満足したので、帰りましょう。
えっ、御朱印?
すっかり忘れてたわー。まあ、どうでもええやんー、
と思いきや…。
通天橋の出口の横に、あきらかに仮設な「朱印受付」が!
橋を見ただけなのに、御朱印?
しかも並んでるし、16時に受付終了らしいのだけどもう16時だし。
うーん…、
ということで、やっぱり頂きました。
「大佛宝殿」とありますが、仏殿にお参りしてないんだけどな。
これは紅葉の特別御朱印で、左上にちゃんと紅葉が押されています。
この時期は、残念ながら御朱印帳への直書きはされておらず、書き置きのみ。
あるいはこの御朱印のように印刷したものとなります(両者は志納の料金が違う)。
ということで御朱印も頂いて、アンバサダーも剥奪されずにこの記事を書くことが出来ました。
めでたしめでたし?
最後にもう一度、美しい紅葉を見て帰りましょう。
西日に照らされて黄金色に輝く紅葉は、まぶしいくらいに素敵でした。
Camera: PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4
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