資産運用とは、なかなか辛いものだと思います。
持っている銘柄が値下がりするのを見るのは辛いですし、持っていない銘柄が値上がりするのを見るのも辛いわけです。
これは、人を選ぶという感じがします。
ところで、政府は、金融教育をすすめ、国民の資産形成を促すようです。
またもや、中抜き業者にお金がながれる結果になるのかとも思われますが、資産形成自体は、悪くないものです。
ひとつ考えられるのは、証券会社や、大手携帯会社でしょう。
金融教育をした人に、アクションとして、金融商品を買ってもらわないといけないわけですがら、証券会社や携帯会社において、スマホでの金融取引の操作案内をすると思います。
政府のいう資産運用は、短期的な視点でなく、長期的な視点ですから、積立投資がメインになります。
しかし、積立投資というのは、時間がかかるものです。
そこまで待っていられるのか?
という問題は、各人に否応なく投げかけられるわけです。
たとえば、株の積立投資をしている人が、景気後退局面で含み損が出ている時に、売らずに辛抱強く待てるのかということがあります。
また、株についてはパフォーマンスを考えると、いまはアメリカ株に軍配が上がるわけで、そちらに投資資金が流れると、円売り・ドル買いも同時に起こります。
金融所得への減税など、国内株式への投資環境を改善していかないと、何をしているのか分からなくなりそうです。