また勝手に旅の定義を決めつけておりますが、12月30日から1月1日まで韓国・釜山に行ってきました。
旅の目的は特にありません。見たいものもありません。行く観光地も決めてません。旅のスケジュールも決めていません。本当に何にも決めていません。
航空券、パスポート、着替え、パソコンだけもって、とりあえず行ってきました。
でも、強いて目的を挙げるなら「非日常を感じる」です。
12月30日
飛行機が機材繰りの関係で出発が遅れ、17:00に韓国釜山の金海国際空港に到着。
入国審査が混んでおり、入国してホテルに着くと19時過ぎでお腹が空いていたので近くの海雲台市場(ヘウンデ市場)に食事に向かいます。
おそらく300メートルほどでしょうか、両サイドに飲食店が並びます。
海鮮が名物のようで、ヌタウナギ、タコ、鮮魚を使った料理店や、韓国と言えばトッポッキやてんぷら、チゲなど伝統的な韓国料理が食べれます。
韓国のお店は2人前からの注文が多いらしく、今回、1人旅だったのでお店選びが難しかったです。
ビーチはイルミネーションが奇麗で、たくさんの人がいてました。
このビーチは1.5キロほどあり、海雲台の象徴的な場所です。
テキトーにぶらぶらして、韓国では良く食べられているチキンを買って
コンビニでビールも買って、たべるところがないので道で食べて、ホテルに帰りました。
12月31日
いつも通り5時半過ぎに目が覚める。外は真っ暗。
お腹が空いていたので朝飯をと思いネットで調べると、ホテルから5分ほどの所にアワビ粥のお店がありましたので、そちらで朝食を食べることにしました。
気温はマイナス2度でした。前日、到着したときはそんなに寒くなかったのに、一気に気温が下がりました。
お店はビーチのすぐ横です。
お店に入ろうと思いましたが、ビーチに人がいるのが見えたので、「こんな朝早く何をしているのだろう」と思いビーチに行きました。
初日の出はありません。2019年最後の日の出です。
海雲台ビーチから奇麗に見えるんです。日の出って神秘的ですよね。
しかし、マイナス2度と激寒だったので、耐えきれず朝食を食べに行きました。
朝食後は部屋に戻りシャワーを浴び、そして何をするわけでもなく持ってきたPCでYOUTUBEを見たり、PYTHONのプログラミングの勉強をしたり、眠たくなってきたら昼寝?(朝ですけど)したり部屋でダラダラ過ごしました。
海外に行ってるのにやってることは、普段家にいてることをやってるだけです。
YOUTUBEを観ていて気付いたのですが、広告内容が韓国国内向けに自動的に変わるんですね。
昼過ぎまでダラダラしたので、すこしビーチを散歩することにしました。
ビーチから高層ビル群が見えたので、そちらに向かいました。ビル群にはホテルもあるんですが、高い建物が2つ分かりますか?あれはオフィスビルでもホテルでもなく、ただのマンションみたいなんです。
マンションの下まで行って確認したのですが、ホテルのレセプションも、オフィスビルの入り口もありませんでした。子供が遊ぶ公園がありました。
どんな方が住むのでしょうね。
その後、昼めし食ってホテル戻って2回目の昼寝。起きてからまたYOUTUBEをダラダラとみて、LINE NEWSで「カルロスゴーン国外へ」の衝撃NEWS知り、どうやってパスポートもないのに国外に出るのだろう、なんて考えながら部屋でダラダラ過ごします。
19時半ころに晩飯に出かけますが、朝飯、昼飯でいいものを食べたので韓国ウォンが底をつきそうでした。両替所も営業が終わる時間でお金もないので、夜飯は韓国チェーンのハンバーガーをテイクアウトして、部屋の無料コーヒーを飲みました。
その後もYOUTUBE。
0時に花火の音がしていたので、カウントダウンイベントをしていたのでしょう。
寒くて外に出たくなかったので行きませんでした。
そんなこんなで、何もするわけでもなく2日目終了、0時半に就寝。
1月1日
7:20分頃に初日の出でから見れるはずで、行こうと思ってました。
正月休みに入ったものの、普段の5時50分起きの習慣が抜けず、6時には自然と目が覚めていたため、アラームをセットせず就寝。これが失敗、起きたら7:09で間に合わ〜ず。
お腹が空いていたので、元日の朝食はポッサムという茹で豚を食べに行くことに。お店は24時間営業みたいなので、元日でもやってるだろうし、すいてるだろうとお店に行くも超満員で待ってる人もいる。
元旦なのに??と思いながら、韓国と日本の文化の違いみたいなのを感じ、茹で豚を諦めることに。
他のお店も見てみるも、どこも満席。なんで??と疑問に思いながら結局、ホカ弁屋のイートインで唐揚げ弁当を食べる。その後、まだ食べれそうだったのでトッポッキをテイクアウトし、ビールも買って部屋で2回目の朝食&飲酒。
そして帰り支度を整えたものの、飛行機は16:00発。それまで何もすることがないので、とりあえず空港方面に限界まで歩こうと考え、地図を見ながらひたすら歩きました。
これが正解だった。
海雲台も綺麗なビーチがあるのですが、そこから6、7キロ離れたところに広安里(カンアンリ)ビーチというのがあり、ここがなんとも自分にとって居心地の良さを感じる場所だった。
ビーチから海を見ると数百メートル先に大きな橋があり、なんとも絶景。
街は道路一本挟んだ反対側にホテルや飲食店が並んでいる。
自分のしっくりくるというか、なんか「ここええなぁ」と思える場所だった。
地下鉄で移動してたら絶対来なかっただろう場所。次回はこの辺りに泊まろうと決め広安里からさらに歩き、合計2時間ほど、距離にして7キロほど歩いたところで足がしんどくなったので、地下鉄に乗り空港にほど近い沙上(ササン)という駅まで行きました。
そこで昼飯を食べて、テキトーに店を冷やかして空港に行きました。
帰りの便も遅延していて、空港でする事ないのでフリーWi-Fiに繋いでYOUTUBEを見て時間を潰す。
2時間遅れの飛行機に乗って帰国して終了。
はたから見れば男1人の寂しい旅だけど、自分的には普段とやってる事は変わらないけど、非日常を味わってリフレッシュできた旅だった。