フィリピン人の友達から日本に旅行へ行くという連絡がきたので、じゃあ、案内するよということで観光のアテンドしてきました。
ツアーガイドというと仰々しいですが、基本友達の行きたいところについて行ってったり、移動手段を考えたり、食べたいものがあれば、それを提供している店を探したりしただけで、こちらでプランしたとかではありません。
とりあえず、当日は京都駅で待ち合わせすることにしましたがこれが失敗。
(ホテルに迎えに行けばよかった・・)
よく考えるとフィリピンは鉄道網が発達しておらず、移動には専らバスや※ジプニーを使うと聞いたことがありました。
なので電車の乗り継ぎとか、どれに乗れば早く着くとか分かりませんよね。
一応、どこの駅で何線に乗り換えれば良いかは案内しておいたのですが、大阪から普通電車で京都までやってきてたようで、連絡し途中の駅で降りて新快速に乗り換えろと指示しました。
しかし、その新快速も違うホームに移動しなければならず、説明はしたのですが間に合わず、次の電車に乗って約45分遅れで合流できました。
まぁこんな感じなんでしょうね、ほかの国の人って。
別に怒りを感じるわけでもなく、こちらも、まぁいいかぁ~となります(笑)
で、さっそくランチに行くことになり、豆腐を食べたいという事で豆腐を食べれる店を探しました。
和食屋さんのランチで豆腐をメインに扱っているセットです。
ここから質問コーナーが始まります。
・なぜ日本のレストランは熱いお茶を出すの?
・小松菜を食べてこれは何?
・しば漬けをたべてこれは何?
そら経験したことのないことや、食べたことのないものがあれば気になりますよね。
なぜ、熱いお茶を出すの?→もう、秋で寒いから(合ってるのか?)
そんな感じでテキトーに答えながらランチを終え、伏見稲荷に向かいます。
さすが外国人に人気ナンバーワンスポット伏見稲荷。外国人の数が半端ないです。
みんな千本鳥居に向かっています。写真撮りたいですものね。例にもれず我々もそこで写真を撮りまくり。
何枚撮るねんというくらい撮りまくっています。
日本人と同じで観光に行って何かをゆっくり見るというよりも、写真を撮ってSNSへ上げたいと思う気持ちが強いのだと思います。
たくさん撮り後からいいショットを選んで後は削除みたいな。
あとで感じたことですがアジアの方はSNS重視、欧米の方は経験やその時、何を感じるかを重視しているように感じました。(完全な憶測で、根拠なしです。)
あと、回転焼きや和牛の串焼きなど、出店に長蛇の列ができていました。外国人観光客がいなければ絶対、行列はできないでしょうね。
なにか外国人向けのビジネスを考えねば(笑)
その後、京都駅に戻りバスで金閣寺に向かいます。
別に興味がなかったので1度だけしか行ったことがなく、記憶もあまりないのですが、あらためて見てみるとキレイですね。青空とのコントラストが非常に美しいです。
フィリピン人の友達は金閣寺よりも、その周りにある苔の奇麗な庭園を気に入っていました。とても綺麗と何度も言っていました。あと、木々や植物が熱帯のフィリピンと違い非常に興味をもって見ていました。
見ているところが違うんですね。
これ金閣寺内にある石の仏様の前に小さな穴が掘られていて、お賽銭を投げ入れるんですけど、これがもはやゲーム化しており、みんな必死に小銭を小さな穴めがけて投げています。
ふと1年たったら、いくら貯まってるんだろうと考えてしまいました。
そんなこんなで京都観光を終えて大阪へ戻り居酒屋で晩飯を食うわけですが、とりあえずビールからの、明太子茶漬け注文など、日本人ならしない注文の仕方をするなどありましたが、異文化を感じながら1日楽しめました。
友達も楽しんでくれたようで、次は僕がフィリピンを訪問することを約束し分かれました。