一葉の落つるを見て
歳の将に暮れなんとするを知る。
―淮南子―
見一葉落 而知戚之将暮
賭瓶中之冰 而知天下之寒 以近論遠
一枚の葉が落ちる事から秋の訪れを知り 又 瓶の中の氷から冬の訪れを知る
わずかな前触れから 将来を推測することの意味。(ここでの一葉は青桐の葉で他の木より早く落葉します。)
つまり 〈小事を以て大勢を知る〉
先見性を持つことの大切さを意味する禅の言葉です。