天地と我と同根 万物と我と一体
(中国後秦の学僧 肇法師の言葉)
この大宇宙と自分は 根源が同じで
世界中のあらゆる存在と自分は 一つのものである ということ。
科学の発達は 人間のあるべき姿を見失わせてしまったかもしれません。
気象や動植物の様子から作られた[七十二候]は 自然との共生を思い出させてくれます。
あらゆる生き物は大きな関係性でつながっているのです。
自他、優劣など、分別や執着心は
素直で清らかな心を失わせ 敬意や感謝の心まで失わせてしまいます。
天地与我同根 萬物与我ー體
人としての心の豊かさは この言葉の意味の中にあるのだと思います。