今日は、秋の七草を見つけにお散歩です。
さあ~出発でーす💛
秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりです。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り き数ふれば 七種の花」
「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
この歌の尾花はススキのこと
朝貌はアサガオではなくて、桔梗が一般的です。
あっ!
萩
白い萩
河原で見つけたお馴染みの萩
・・・・
テク・テク・・・
見つけた!
尾花
ススキ
・・・・
葛花
花が終わった葛の葉っぱです(上の方に紫の花が見えますが、これはアザミです)
葛は、葛湯、葛切り、葛餅など、なじみの深い植物です。葛根湯もよく知られていますね!
葛の花は、赤紫の綺麗な花です。
赤紫の萩の花を上向きにしたような感じですが、萩の花より大きいですよ!
・・・・
次は
撫子
お馴染み大和撫子です。河原に咲く撫子は、花弁が薄くて、薄いピンク色です・・・
テク・テク・・・・
女郎花(オミナエシ)
歩いても、歩いても見つかりません😢
女郎花は、花の美しさが美女を圧倒するというほど優雅で美しい花として、古代の人に親しまれた花です。
根と草には解毒、鎮痛、利尿作用があります。
残念です。秋の花なのに、河原でも、お庭でも姿が見えません。
テク・テク・・・
藤袴
テク・テク・・・・5件目のお花屋さんでやっと見かけました。
藤袴
乾燥させると桜餅の葉のような良い匂い。
絶命危惧種に指定されており、野生の藤袴はほとんど見ることはありません。残念です。
お婆ちゃんは、秋の花というと、吾亦紅と藤袴が好きです。
テク・テク・・・
あれ?咲いていない!
台風前にこのお庭に可憐に咲いていた桔梗・・・見当たりません。
桔梗
花の形の良さから。多くの武将の家紋に使われました。
明智光秀の水色桔梗の家紋は有名です。
根を乾燥させて粉末にしたものが、痰や咳の薬として用いられています。
桔梗の美しさは、私の目に焼き付いています。
如何でしたか・・・
秋の七草は、美しい花たちです。
でも、時期が遅すぎました。
葛の花も、女郎花も、桔梗も、皆さんにご紹介することができませんでした。
残念ですが、来年こそは・・・・
秋の七草に出会いましょうね!
今日の最後はキンモクセイでお別れです
いい匂いですね〜
香りが伝わらないのが残念です💧
以上、散歩中のお婆ちゃんでした
(@^^)/~~~