この記事に、お婆ちゃんは、こんなコメントをしてしまったの。
お婆ちゃん
昔、昔、待ち合わせで、失敗した経験あります。
こうすれば良かったんだね💕
もっと早くに知りたかった。でも、まださつきーさん生まれてない😞
さっきーさん
おばあちゃんコメントありがとうございます😊
どんな失敗だったのか気になります…!!!
ちょっと早めに生まれてきたら良かったですね( ˙⃘⍘˙⃘ )
待ち合わせの数ある失敗を思い出すと、
つい昔々のあの人を思い出す。
待ち合わせ前に、勝負は決まっていた。
東京へ帰る新幹線の中で、人目も憚らず!泣いた!
彼との出会いは、友人との飲み会から、初めから気が合った。
話も面白かったし、何より私も初めて「良いな~♡」て思えたから、学生だったから、あまり、遠くへは行けなかったけど、都内で、デート!遊園地、スケート、プール、ボーリング、映画。
彼は、社会人だったから、色々な所に連れて行ってくれた。
喫茶店で、インベーダーゲームして遊んでいた時代だよ!
待ち合わせは、寮の電話に、かかってきた。
それまで、人の電話を取り次いでばかり、先輩の彼氏だと、放送で、「○○さん、お電話入っています。」なんて!
私にも後輩ができて、「○○先輩お電話でーす。」
ちょっと優越感❣️
門限ギリギリに帰ったり、門限破ったり、後輩に、裏のカギ開けてもらったり。
楽しかったな!
スリルあったな❗️
待ち合わせは、定番の場所。
必ず、時間通りに、来てくれていた。
時々待たされても、少しも、不安に思わなかった。
・・・・
それが、私の就職が決まった年の春
4月から彼も転勤になった。それも北国。
彼は、遠距離は自信がないと、言った。
「付いて来て欲しい。」言った。
私は、自分の希望する職場に、就職が決まっていたから、付いて行く選択肢は無かった。
彼に、言われた事は、嬉しかったけど・・・
どうして?
遠距離でも私は大丈夫と、思っていた。
1か月に一度、会いに行く私!
夜勤が入って、電話に出ることが出来ない日が続く。
手紙を書く私!
電話で、話そうとする彼!
すれ違いは,始まっていた。
夏になり、二人の温度差が変わった。
・・・・・
ほとんど、私からの手紙で、会う日が決まった。
秋までは、それでも会って、楽しい時間を過ごしていたのに!
それは、私だけの思い過ごし😢
冬
待ち合わせに、彼は来ない。
家電に連絡した。出ない!
仕事?
部屋に入って、温かい物作って待っていようかな?
彼の部屋の鍵を預かっていた私は、彼の部屋に入った。
その時、
私の知らない雰囲気の部屋になっていた。
あ〜~~
私と違う、女の人の匂いを感じる!
明らかに!
終わった。
膝から崩れる私!
この部屋に私の居場所は無い。
鍵を掛けて、ドアポストから、鍵を落とす。
(チャリン)
どう駅まで帰ったのか、覚えていない。
通い慣れたバスに乗って、
新幹線に座った途端に、溢れる涙が止めれなかった。
・・・・
後日、届いた手紙、
ごめんの一言
・・・
数年後、二人の友人の結婚式。彼女の友人代表の私の事を考えて、彼は招待されなかった。
そこで、聞いた、彼が仕事を辞めて、彼女を連れて、九州に帰った事を!
私は、脇目も振らず、仕事に生きた。身も心もすり減るぐらい、仕事に没頭した。
まるで、燃え尽きるかのように!
おしまい