20歳でママになる人も、38歳で、ママになる人も、同じママ年齢は、0歳です。
全てが初体験なのだから、感動も、不安もあって、赤ちゃんの気持ちが解らなくても当たり前です。
母親学級や育児書通りにはいきません。
赤ちゃんが生まれて初めてママになって、ママ0歳からのスタートなんですから!
でも心配しないで!
生まれた瞬間から、赤ちゃんが、ママに全て教えてくれます。
赤ちゃんの、反応が全てです。
・・・
例えば、赤ちゃんが泣いています。
ママは、オッパイかな?と思って、ミルクをあげます。ごくごく飲みました。あ~満足した様に寝ています。
また泣いています。今度は、抱き上げて見ました。「にこり♡」またスヤスヤ寝ました。
次は、おしっこですか?
全て、赤ちゃんの反応で、解ります。
こうして、一番傍にいる人が、赤ちゃんの気持ちが解ってきます。
でも、赤ちゃんは、ママの先生ですから・・・ママよりも一歩先をいっています。
どんどん成長していますよ!
でも、慌てないでね!じっくり、穏やかな気持ちで
「なに?なに?・・・どうしたの?」と、抱き上げて見てください。
生後5カ月ぐらいの赤ちゃんは、「いない・いない・・バー」が大好きです。
ママの顔が見えたり、見えなかったり、する事がとっても興味がある事なんです。
それは、いなくても、居るんだな~を経験するからです。ママが自分に注目してくれていると言う安心感に基づいての独立の遊びなのです。
もう少し、大きくなると、ママの膝から這い出して、逃げ回ります。でも、赤ちゃんはママに捕まえてほしいのです。そんなとき、ママが追いかけてくれなかったら、大変です。赤ちゃんはもう捨てられてしまったのかっと思ってしまう。だから、追いかけっこの遊びは、絶対に安心できる環境の中でなければできません。
生後10カ月ぐらいまでは、赤ちゃんの意識はまだまだ断片的です。どこまでが自分で、どこまでがママなのか、よくわかっていません。それで時々不安になって、ママのおっぱいをかじってみたり、離乳食もいやいやをして、なかなか食べてくれません。
赤ちゃん自身もイライラして、どうしていいかわからないんです。それは、ママに伝わります。今度はママに伝わって、ママが我慢出来なくて怒ってしまいます。そうすると、赤ちゃんはますます、心細くなって、オッパイや、離乳食を放り出して泣き叫ぶことになります。
こんな時こそ、ママは、先ず、落ち着いて、優しい気分になることです。
赤ちゃんはモヤモヤした気持ちを、ママを相手に発散させたいのですが、ママの方で怒ってしまったら、赤ちゃんは寂しくなって泣き叫ぶことも出来ませんよ!・・・・
ね!
ママにイライラをぶつけているんです。これは、大事な、心の成長のひとこまです。
参考文献 「ユング心理学からみた 子どもの深層」 秋山さと子 著
赤ちゃんが、泣き叫んで、手に負えない時、ママも、一緒になって泣きそうですが、赤ちゃんは、何だか分からない不安をどうしていいのかわからないんです。
ママに気持ちを出しているんですよ!
ママは、怒らず、受け止めてね!
今日はこの辺で・・・・ALISのお婆ちゃんでした。
教育・子育て 過去記事 https://alis.to/Enigma/articles/KOw4vBgJ8eLR
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