オリジナル記事:Gifted HP
Giftedが提唱する「サポーター理論」。
サポーター理論に基づいて「消費の形」が変わっていけば、嫌々仕事をする人たちは確実に減っていくと私は考えています。
直接お会いしている方には、伝える機会が多いこのサポーター理論ですが、今回は改めて文章にまとめたいと思います。
「サポーター理論」のポイントは、
自分が応援する「人・モノ・サービス」に自分のリソースを使うことです。
ここでいう「リソース」とは、「お金」だけでなく、「時間」や「技術提供」も含まれます。
「お金は投票権」という考え方があります。
ボク自身も、お金は応援する手段だと考えていますが、応援する絶対的な手段ではなく、その一つに過ぎないと考えています。
例えば、お金を払うだけでは受けられないサービスや、買えない商品はないでしょうか?
そう、ここで「承認」や「応援」が重要になってくるのですね。
この辺のお金の使い方に関しては、こちらの記事でも紹介していますよ。
そして、もう一つ、「サポーター理論」の大きな特徴となるのは、逆もまたしかりということです。
つまり、自分に仕事の依頼やプライベートで協力の話があるときには、自分を応援してくれている人から受けるということです。
当然のように聞こえますが、意外とこれって出来てなかったりします。
例えば、「お金のためだから」と気が進まない仕事を受けたりしていないでしょうか。
もちろん、そういった仕事を受けることが重要な局面もあると思います。
ですが、本質的にそういった仕事は、全体から見ると、他の仕事にも悪影響を与えかねません。
サポーター理論の最大のポイントは、このように関係が入れ替わることにより、「お客様は神様」のような絶対的な関係性にはならないということです。
松下幸之助さんも著書の中で仰っていましたが、仕入先だと見下していてはダメで、その人たちもお客さんである、または将来のお客さんになる可能性があるということです。
そもそも、「お金を出しているほうが偉い」というのは、結構いびつな考え方ではないでしょうか。
自分が応援する人に自分のリソースを使う、そして、また自分を応援してくれる人かリソースを受け取る。
身近なところから少しずつ、新しい「消費」の形にシフトしてみませんか。