皆さんこんにちは。
最近梅雨が長引き中々晴れずにモヤっとしています。
私はあまり雨の日に登山には行きませんでした。
遠くの景色を見たいし、青空の下歩きたいですしね。
ただ、そんな私がなんとなく雨の日に登山をしてみたらこうなった、という登山日記です。
櫛形山は南アルプスの前衛峰で、なだらかな大きな山です。
標高は2052mですが割と標高の高い登山口まで車で進むことができるので初心者の方でもゆっくりと登山を楽しめます。(林道が狭いから車慣れてないと大変かも)
そんな櫛形山はもちろん景観も素晴らしいのですが、
この日はなんとなく天気の悪い日に敢えて行ってみることにしました。
駐車場には流石に私の車が1台停車しているだけです。
駐車場を降りて振り返ればすぐに登山口。
何だかすごく幻想的ですよね。
スーッと一本道が伸びていてその先がモヤで見えない。
どこまでも続いているんじゃないかって思わせてくれる登山道です。
普段快晴だと目に行かないもの、シャッターを切らない山の景色に目が行きます。
苔、花、草、キノコ
色々な生き物が重なって山になっているんだな〜とか乙なこと考えながら登ります。
こちらはサルオガセという植物。
水滴がポツポツとついています。
ちなみにこのサルオガセ、私はとろろ昆布と呼んでいます笑
いつもよりじっくりと時間をかけて前に進むことができます。
早く山頂に行きたいという気持ちよりも、もっと登山道の景色を楽しみたいという気持ちのほうが大きかったです。
いつも日帰りで2日間コースとかを登る事が多いので、こういうゆっくりとした登山をしたのは結構久しぶりだったかもしれません笑
まあ普段から楽しめよって話なんですけどね笑
そして、この場所。
何故かすごく気に入ってしまい、ずっとこの景色に見とれていました。
真ん中で役目を終えた古い木が折れ、まだ残った部分が雲から溢れる日光に照らされています。周りの木々はその木の終わりを見守るように、一定の距離を保って立ち並んでいました。
そう見えただけかもしれませんが、壮大なストーリーを感じる景色と出会えました。
この景色とは天気が悪い日でないと巡り会えなかった景色です。
いろんな日にいろんなところに行ってみるものですね。
同じ場所でも違って見えるかもしれませんね!
ここに30分くらいいたのかな〜
ちょっと時間もやばくなってしまうので(このあともう一山登る予定でした)
山頂までもう少し、ちょっと早歩きになりたいんだけどさせてくれないのが雨の山。
めっちゃ引き立てますやん・・・
・・・そんなこんなでコースタイムの半分で登らないと気がすまない私がコースタイムの1.5倍をかけてゆっくりと登頂です。
みなさんも普段こんなときはやらないよなってことがあったらやってみてもいいかもしれませんよ。意外と楽しめたり、新しい発見があるかもしれませんね(^o^)
これから投稿スピード結構上げていこうかなって思ってます、ご閲覧ありがとうございました。