こんにちは、ヘクトです。
ふと、オンラインゲームとRMTって独自経済圏だったんだなぁと思いまして、久しぶりに記事を書きます。
仮想通貨界隈に来る前はオンラインゲームをよくプレイしていたネトゲプレイヤーでした。
やってたゲームのタイトルをあげると「チョコットランド」「アークロード」「ドラゴンネスト」「PSO2」です。
ちなみにプロフィール画像に使っている猫耳のキャラクターはPSO2の自分のキャラです。課金額は、微課金という感じの金額です。大学生の頃は結構やっていましたが、社会人になってからはプレイ時間が減って、あまりやらなくなりました。
仮想通貨を使ったゲームはある程度出てきてはいるのですが、イーサリアム系が多い印象ですね(最近はほとんど調べてません)
dAppsなどのブロックチェーンゲームとかではなく、プレイしてポイントをためてビットコインに交換できるようなゲームでもなく、ウィムジカルウォーのような配布型でもなく、昔からあるMMORPGやMORPGのようなゲームでビットコインをトレードに使えるようになればいいなと思うのです。
ゲーム自体が面白いゲームは、プレイヤーが多く、トレードが活発です。
何日も何時間もかけて(モンスターを倒し続ける)狩りをして、出るか出ないか分からないようなレアアイテムは、装備スペックに価値があります。
装備強化で装備品が消える確率などもあり、低確率の強化に成功した状態の装備品も価値が高いです。
狩りをして必ず拾えるゲーム内通貨はほとんど価値がなく、レアアイテムの交換対象にはなりません。
ゲーム内通貨はゲーム内の通常アイテムを買うのに使うくらいでしか使わなくなり、体力回復などの消費アイテムはそれほど高いものでもないので、ゲーム内通貨は余りまくります。
ゲームを長時間プレイしているいわゆる廃人は、レアなアイテムを多く持つ傾向があり、お金が稼げるなら余ったレアアイテムを売って、お金が欲しいと思いますし、時間のとれない社会人で強くなりたい人はお金をかけてレアアイテムを集める人もいます。
そこでよく行われたのがRMT(リアルマネートレーディング)です。自分はやったことがないので詳しくは知りませんが、非公式の掲示板などで取引されていたりしたようです。
ゲーム内通貨と日本円を変動するレートで取引されたり、レアアイテムを日本円で売買するようなものです。
他には、課金アイテム「◯◯円分」を買ってもらって、レアアイテムと交換するような方法も聞いたことがあります。(これはRMTではないのでセーフかと思います)
RMTはほとんどのゲームで禁止されていました。自動で狩りを続け、ゲーム内通貨を自動で稼ぐBOTも対策がとられていました。
また、珍しいアイテムはトレード不可で他のアカウントに移動できないものもありました。
さらには、その「トレード不可を一時的に解除するアイテム」が高額課金アイテムとして売られ、運営側がガッツリお金を回収するようなゲームもありました。(←アークロード)
RMT禁止、BOT禁止では普通のユーザーは減りませんが、「トレード不可を解除するアイテム」は運営の課金回収モードと言われ、ユーザーが離れる原因になりました。
アイテムのトレードが自由にでき、リアルマネーとの交換も可能になれば、取引に幅ができ、時間をかけてプレイするヘビーユーザー(廃人)と、お金をかけてプレイするヘビーユーザー(重課金者)の両方が満足しやすい環境ができるのではないかと思います。
RMTを禁止せず、ゲームもビットコインをトレード対象として対応するようにしたらどうかなという考えです。
そこそこのプレイヤーはどのゲームにしてもそこそこまでなのは仕方ないと思います。
運営の収入も80:20の法則という感じで、2割の廃課金者からの収入が8割を占めるのではないかと思います(想像)。
総プレイ時間も2割の廃人が8割のプレイ時間・・・(ry
それだけ廃人と廃課金者がゲーム全体を盛り上げる力を持っていると思います。
廃人もレアアイテム売買でビットコインを稼ぎ、そのビットコインで課金アイテムを買い、さらに廃プレイを加速・・・w
盛り上がりそうです。いろんな意味で。
●ゲーム内アカウントにビットコインアドレスを設定できるようにする
●ビットコインアドレスを設定した者同士では、アイテムのトレード欄にゲーム内通貨やアイテム以外に、ビットコインを指定可能とする
●ビットコインを使うリクエストを受けたら、相手に自分のビットコインアドレスを教えてもよいか確認され、OKなら送る側がビットコインアドレスを知る
●トレード欄に送るBTC量を入力し、トレードが保留状態へ移行。スマホ用にQRコードも表示可。
●ビットコインを送る側はウォレットを操作し、トレード相手のウォレットにトレード欄に入力した量と同じ量のBTCを送る。
●トレード保留状態の間は、送るアイテムは預かり状態になり、元の持ち主は使用不可となる。
●両者の登録ビットコインアドレス間のBTCの移動を確認したらトレードが成立し、アイテムが移動する。送金されない場合はトレード不成立。
●すべてのアイテムをトレード可能とする。
●ゲーム内通貨もビットコインとのトレードを可能とする。(ただし、買いたい人と売りたい人がいなければ成立しない。)
●上記方法では外部のウォレット操作をするので、送るBTCの量を間違えた場合や、送金を先送りにしたり時間がかかって保留状態が長時間になった場合の対応が難しいです。
nemlogでは、投げNEM専用キーを作り、プライベートキーを使わなくてもnemlog内の操作のみでウォレットからXEMを送ることができます。(投げたNEMの一部はトランザクション手数料と運営資金になる)
nemlogのように専用キーを生成し、ゲーム内の操作のみでビットコインの送金ができる機能を作り、その機能を使った場合は入力した金額がトレード実行と同時に送金開始されるようにすれば送金トラブル回避になります。
この機能を使う場合は運営が追加手数料を徴収すると運営収入にもなります。取引が多く使われるほど運営収入になります。
●BOTが増える
自動で狩りをするプログラム、マクロというものが大量発生しそうです。
ただ、レアアイテムは簡単な操作で狩りができるような領域では出ないので、ゲーム内通貨をひたすら貯めるために使われ、ゲーム内通貨をBTCに変えると考えられます。
ゲーム内通貨はゲームのプレイヤーが成熟するほど安く取引されるようになるため、それほど旨味がなく、BOTを動かすPCの電気代に消えてしまうのでBOTも消えていき、BOTは減っていく気がします。
ゲームをして生活できるようになるかは、まったく分かりません。
ゲームのプレイヤー数、レアアイテムの出やすさ、お金を出しても欲しがる人の数や、装備の性能差、相場変動、アップデートでのバランス崩壊などなど、いろいろな条件が絡み、安定するとは思えません。
でもゲームでビットコインが稼げてゲーム自体も面白かったら仮想通貨もゲームも両方流行りそうですね。
なんか出てこないかなぁ そういうの。
っていう妄想でした。