リビングで使っていたエアコンは
2006年製造でした。
この頃のエアコンの省エネ性能は、
最近のエアコンと比べて
あまり大きな差はありません。
そのため
無理に買い換えるメリットはなく
壊れるまで使うのがベストです。
でも、10年すぎると
いろいろなことが発生します。
まず、今年の春先
エアコンのクリーニングを依頼しようと
業者さんに連絡をすると
2006年製造では
部品が調達できないのでという理由で
断られました。
仕方ない
あと2〜3年使うか〜と
5月の暑い日には
快調に動いていたエアコン
6月に入ると突如ファンに異音。
何かが当たっているのか?
ファンの軸が壊れたのか?
いずれにしても
分解しないと原因は分かりません。
自分で分解して
原因が特定できても
修理できる保証はありません。
修理を業者さんに依頼しても
交換部品はないので
同じく修理できる保証はなく。
冷房は効きますが
あまりに音が不快なので
寿命だなと諦めて
仕方なく
買い換えることにしました。
買い換えたエアコンは
13年前のエアコンと同じメーカーのもの。
省エネ性能はあまり進歩なく
その他の機能も13年前と同じ。
と、思っていたのですが
使ってみると、
新製品は良いですね。
オン・オフがスムーズで早い!
特にオフの時。
前のエアコンは、
リモコンの停止ボタンを押しても
しばらく動きがないので
リモコンが機能したのかどうか
すぐには判断できませんでした。
停止できなかったのかと思い
再度ボタンを押してしまうと
運転と停止ボタンが
入/切ボタン一つを共用しているので
運転を再開してしまうということも。
新しいエアコンは
停止ボタンを押してから
2秒足らずで完全停止。
オンの時も
冷房ボタンも押してから
5秒くらいで
静かにスタートします。
操作ミスは起きず
反応が早いので快適です。
センサー性能や制御機能が
良くなっているのでしょう
心地よく冷やしてくれます。
風の出し方、風力、風向などの調整も
進歩してそうです。
AIということなんでしょうね。
単に冷やすというだけではなく
部屋の中を爽やかにしてくれます。
今年の梅雨は、
低温・高湿度でジメジメ、
空気が肌にまとわりつき
部屋干しの洗濯物は乾きません。
そこで、除湿機能を試してみました。
除湿機能は、基本、弱冷房です。
室内の空気を冷やすと結露、
その水滴はホースで外に排出されます。
その結果、湿度が下がります。
一方で、暑くない時の除湿は
室温を下げ過ぎる可能性があります。
新しいエアコンでは
スマート除湿という機能で
ファンを制御し、室温低下を抑えるようです。
13年前のエアコンでも
除湿機能はあって
同じように室温低下を抑えるなど
機能的には似ているのですが
使えない印象がありました。
表面的には変わらないように見えても
何気に進化しているのですね。
痛い出費でしたが
室内環境が改善したということで
良しとします。