健康保険証、廃止。
これからはマイナンバーカードの一体型保険証。
マイナンバーカードの取得自体は任意ですが、
医療を受ける為に使用していた絶対必要なモノが別のモノに切り替わるというコトで、同じサービスを受け続けたければ取得すれば良いというワケで、事実上強制。
まぁ本当の意味での強制は出来ないし、ならばこういう事実上強制・義務みたいな事しないと進まないのでしょうがない、進むかも分からないし。
Twitterを見てみるとこんな感じのコメントで溢れていた。
盗まれたらこれよりも被害は甚大になるし、
忘れがちな新しい暗証番号を用意して管理面で良くない、
かなり重要な情報を常に持ち歩く事になるので(スマホでも同じ)危険。
分からなくもないが、そこまでマイナンバーカードは拒否・反対するような内容でも無い気がする、たかが一個人の情報なんて知られた所で悪さしてるわけでも無いならこの国に住んで、舗装された道路や便利な公共物を使って、綺麗な水を飲んで諸々のサービスを自然と受けられているなら…ああ、悪さというかごにょごにょしている人はダメか、個人のプチ脱税はやりづらくなるのかもしれない。
確かにマイナンバーカードのイメージとしては、
「あることでメリットがあるから是非使ってね!」という所から、
「持ってないとこんなメリットがあるのにを受けられないよ!」になり、
「持たないとデメリットだよ!」になるようで頂けない部分ではある。
さらにこれは憶測で諸々対策を講じられた上での話だが、よくある河野太郎氏のテンションでいくと「本件に対応しない病院には医療費対応もしないのでそのつもりで。」とかなりそうな気もする、まずは医療機関にそれこそ事実上強制設置で、100%設置の為の101%助成みたいな方法でスタートすればいいのに。
まぁとは言え「廃止を目指す」ですので、原則廃止という事だと思います。
つまりマイナンバーカードを持っていない人も、2024年以降もなんらかの措置があり使い続けられるとは思いますが、とにかく廃止したいようですね。
ちなみにマイナンバー読込用の機械はこんな感じらしい。
なんと顔認証付き。
カードを読み込んで、顔認証、ダメなら暗証番号入力。さらにダメなら受付。
皆が常に持ってるのってもうスマホか保険証か?みたいな感じだろうから、それが使えなくなると制限される感は否めない、機械も使いやすいのかもしれないが切り替える時はやはり前より良い状態でないと不満は爆発するが、メリットも伝わりづらい。
病院側にも「業務効率化」という大きなメリットがあるようで「患者も医療に参画できる」としています。確かに他の医療機関にかかっていて、この治療は受けているこの治療は受けていないと分かれば、非常に効果的な対策を講じることが出来ます。
例えば耳鼻咽喉科でいつまで経っても治らない膿に悩まされる患者さんがいたが、耳鼻咽喉科内で出来る事はし尽くした、でも治らない、効くか分からないがこの薬を飲んで様子を見ようという話があったとします。
実はこの人はもう長い事歯医者に行っていない事がマイナンバーカードの医療履歴の連携により分かりました、試しに本人に確認したところ行っておらず、試しに口腔の診察を受けた所、奥歯に重度の虫歯があり治療していませんでした。
そう、虫歯の膿が副鼻腔内に染み出し蓄積していたのでした。
みたいな事も医療に携わる方の見方で解決する事もあるかもしれません。
しかし、それはその人の通う医療機関全てがマイナンバーカードの保険証に対応しており、本人がマイナンバーカードで申請している事が前提です。
今だと通常の保険証を預かって返すまでの運用と、
マイナンバーカード保険証の管理運用とで業務が増えるだけとなるので医療機関にも個人にもメリットは薄いような気がします。
ちなみに去年の今頃この保険証について触れましたが、
マイナンバーカードがあればもう保険証はこれだけでいいか?的なQに対し、
当時は「一生二枚持ちになるだけ」というデメリットしかない恐ろしい仕組みでしたが、事実上強制で保険証が無くなるので、二枚持ちにはならなくなるのか。
全ての医療機関が対応し終わったらの話ですね。
◆ 社会保険や国保の切り替えがラクになる。
◆ 医療費控除がしやすくなる(保険証を使うと両方計算で逆に大変になる)
メリット…うーむ。
なんか日時と内容が変更されてた。
前:マイナンバーカードを用いて、薬剤情報、特定診察等情報、医療費通知情報を閲覧することが出来るようになります。
新:マイナンバーカードを用いて、診療・薬剤情報、薬剤情報、特定診察等情報、医療費通知情報を閲覧することが出来るようになります。
診察、治療、お薬の連動性を付け足したんですね。
国としてマイナンバーカードを健康保険証として使うのであれば、全医療機関で使えるよう使う機材やサービスを決め、全て提供し終わってから国保、けんぽ、船員、共済、組合等の保険を全て取りまとめ、健康保険の情報を全て同居させ、マイナンバーのコードでその人が何の保険を所有しているかをアプリやICコードライター等で確認出来るようにすれば、何らかの申請書を書く時、自分は何号なの?とかそもそも国保?社保?扶養?等々悩む人は多いと思うが、全て解決する。
なんと一年前の私も同じ意見のようです、気が合うな!
現金大好き日本人もかなり薄まってきたように思うが、別の支払い方法に慣れたら次はそれに固執してしまう、相変わらず「消費の勉強」をさせてこなかったツケが回ってきている、税について・資産について…テストにパスする為の勉強ではなく、日本全国民に適用される税についての勉強が甘いのでもうどうしようもない。
結果マイナンカードで紐付けて、使うしかなければ使うと思っているのかもしれないが、誤りだ、そうなっても使えない。消費思考・Lvはある時期で止められている。
文句の嵐と責任のなすり付け合いが待っているだけだろう。
個人に充てるなら所得税や住民税などから特別控除で充てれば良いだけのように見える、寄付金控除の利用率や企業ののめり込み具合を鑑みればそう難しい事ではないように思う。
あけっぴろげに、税金ちゃんと払ってるか知りたいから、口座紐づけて、確定申告まで一つの場所で漏れなく補助金も含めて申請出来るように整備するね!正しく払ってくれている人には青色申告控除よりも多くの控除が得られるようにするね、登録面倒だろうから、登録してくれたら今年と来年は控除額が多いよ!払い過ぎてる人は還付もされるから是非登録してね!
とかなら、むしろ応援しちゃう。
とにかく消費させる事が重要で、メディアがよく煽っている「不安だから保持の為消費する」というネガティブな消費ではなく、自身の為に資産を消費させる事。
自分にお金を使うってやつですね。
その為には運用の為の消費に慣れてもらう事、そのお金は自身の為になっているのか?映画を見て感動して1,000円?クレーンゲーム10回やって1回も取れなくても悔しい気持ちを1,000円で買ったから良い?100円ショップで9品買って1,000円以下だから運用上手?人によって消費の種類は違うし感動も様々。
もっと言えば資産を向上させる方向へ向ける事、その為にまずは政府が手本を見せ続けなければならない。凝り固まった思想は1年や2年そこらでは修正不可能だが。
マイナンバーカードに勝手に紐づく納税口座、
決済代行会社と提携してクレジットカード、カードにはiD、QUICPayなどの口座引き落とし決済、PayPay等の半直結口座からの決済にそれぞれ還元率を付けて還元。
源泉徴収的に消費する程ポイントが貯まっていく、普通に生活している人は消費が還元されるし、政府側から見てレッドゾーンな節税をしている人はなんでこんな収入少ないのに消費多いの?って突っ込める、特にヤバい人だけつるし上げればいい。
さらに個人事業主ではなく法人の場合、給与の支給額を上げる事で法人税がより軽減されるようにすれば良い。
国民側のメリットは国からの給付が目に見える、控除後に還付されるので低所得者には多く戻り、高所得者は少ない(もしくは控除しきれない)というバランスが取れるので不平感が無い事、給与を増やす事と法人税の支払いの調和が取れ結果法人は負担なく給与を上げられる事。
国側のメリットは決済代行会社を調整すれば外貨に変わる量をこっそり調整出来る事と、高所得者なのに税収が低い人の特定がこっそり出来る事。
政府は民にも会社にも頼らず所得・住民税の取りっぱぐれは薄まるし、還付込みで考えても結局納税され戻ってくるので「効果絶大のやっている感」を出しながら、歳出は最低限で済む。
マイナポータルに国民を引きずり込む作戦は良い結果を生むような気がするので、今後の展開を生暖かく見守ろうと思います。
ではでは。