開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の月の最終日に対応するシリアル値を計算します。
Excel関数より
つまりどういう使い方が出来るかというと
もしくは
に、使えます。
2010以前のExcelでは機能を追加するプログラムを利用しなければ実現出来ません
申請書作成の自動化に…いえ、なんでもありません🤤
では実際に使ってみましょう。
使い方はとっても簡単。
開始日と月を入力すれば良いだけ。
=EOMONTH(TODAY(),0)
開始日は今日で、
月は0、つまり今月なので
2023年の4月末日は30日の為
2023年4月30日
という結果になります。
=EOMONTH(TODAY(),-1)+1
開始日は今日で、
月は-1、つまり先月になり、
数式の外で+1にしているので翌日という計算結果になり
2023年の3月末日は31日ですが、1日プラスされている為
2023年4月1日
という結果になります。
これを実際に使う場合、例えば
申請日を入力すると、清算日、報告日が自動で表示されるような計算が出来ます。
清算日は月末清算にしたい為
もし土曜日なら1日引いて金曜日に、
もし日曜日なら2日引いて金曜日にしています。
=EOMONTH(C2,1)-(IF(TEXT(EOMONTH(C2,1),"AAA")="日",2,IF(TEXT(EOMONTH(C2,1),"AAA")="土",1,0)))
報告日は月初めの報告にしたい為
もし土曜日なら2日足して月曜日に、
もし日曜日なら1日足して月曜日にしています。
=EOMONTH(C2,1)+1+(IF(TEXT(EOMONTH(C2,1)+1,"AAA")="日",1,IF(TEXT(EOMONTH(C2,1)+1,"AAA")="土",2,0)))
祝日だった場合はさらに+1、-1すれば完璧ですね。
他の関数を使えば手動や確認をした上での解決は出来ますが、「自動化できる」という点にEOMONTHの意味があると思います。
Excel、特に分析するの表は「作る事がゴール」ではないと思います。
表の完成がゴールなら紙でも大きな違いはありませんからね。
作ったデータ、得られたデータをどのように活用し、どれだけ効果的に短い時間で正確に意味のある情報を抜き出せるかが重要です。
検索してソート出来るってだけでも相当効果的ですけどね😎
ではでは。