最近はM.2スロットとばかりやりとりしてきたワタクシ。
久しぶりにポートの無い端末を取り扱うコトになり、しぶしぶ選択。
PCIEが接続出来れば外付けにして無理矢理起動ディスクにしてとか、SAMSUNGの「Samsung Magician」のRAPIDモードでキャシュのみRAMディスク化して爆速~とかやりたかったけども、メモリも古いので断念。
というコトで昔からお世話になっているシリコンパワーさんのSSDをチョイス。
やはりブランドの安心感は…ってなんだこのUSBメモリみたいなパッケージは。
いくらHDDよりも衝撃に強いSSDとはいえ、随分な。
裏もSDカードとかを彷彿とさせる感じ。
本体は薄いし必要最低限…といった装い。
うん、まぁ2.5インチSSDは高容量以外はそうそう選ばなくなったので忘れていましたが、低容量は昔に比べて格段に安くなってしまったんだった。
そりゃ製品の性質を把握した上でパッケージ作るならこうなるか…。
公式の値は最大読み込み:560MB/s;最大書き込み:530MB/sなので、読み込みは大体数値通り、書き込みがちょっともっさりしている感じですね。
M.2SSDに慣れるとこれでも遅く感じるな…やばいやばい。
プレイステーションとかのゲーム機に取り付ける分には問題無いんじゃないかな。
あ、そうだ。
プレイステーション4(2014年2月22日発売)はハードディスクに接続にSATA2という規格を使用しており、最大転送速度300MB/sが上限でした。通常ハードディスクはそれなりに早いものでも100MB/s程度しか出ない為必要十分ですね、さらに言うと外付けのUSB3.0の最大転送速度は500MB/s、高速なUSBメモリは512GBで450MB/sみたいなものもあったので、外付けの方が早いという切ない仕様となっておりました。
◆ PS4をSSD換装して出るのは300MB/sまで。
プレイステーション4PRO(2016年11月10日発売)になってSATA3という最大転送速度600MB/sのものに更新するも元々接続しているのはハードディスクの為ストレージを取り換える人にはある程度の恩恵はあったかもしれませんが、普通にそのままプレイする人にとってはGPUが強化(4K対応)されて消費電力が倍になったという結果だけが残る事に。
◆ PS4PROをSSD換装して出るのは600MB/sだが性能的に550MB/s位まで。
プレイステーション5(2020年11月12日発売)になりPCIeGen4x4のNVMe接続M.2スロットが装備された為よほどの事が無ければストレージを気にすることは無くなった、どうしても増設したい場合の為に拡張スロットまで用意する周到さ。
スペックはPS4の数倍にもなっているが消費電力はPS4PROと同じぐらい。
◆ PS5にWDのSN850Xを取り付けると7,300MB/s。
あ、ちなみにPS3のストレージをHDDからSSDに換えてもほぼ意味はありません、なぜならディスクを読み込むのが前提の端末だったので、ゲーム動作にストレージはほとんど関わっていなかったからというコトから。
さらに言えばSATA2という当時は最新の規格を使用しましたが、転送速度の上限はSATA1の150MB/sなのでSSDに変更してもHDDとほぼ同じ速度しか出せないのでフルインストールゲーム以外は恩恵に与れないし、変わったとしても誤差の範囲。
さらにPS3はシステムファイルがストレージ内に置いてあるのでそのまま差しただけでは使えないのでクローンするしかありませんでした。
しかしPS5のストレージは素晴らしい対応ですね、M.2の高速SSDは発熱に難アリのGen4×4SSDですから、熱対策が出来れば以降もこれで良さそうですね!
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よし、満足。
ではでは。