先日投稿した「ふるさと納税のすゝめ」の絡みでですが、とある先生から「ふるさと納税は納税者の立場からすればメリットしかないが…ふるさと納税のような倫理観に欠ける制度が普及しているのは日本人として本当に恥ずかしいことだ」という話を冗談交じりに頂きましたww
なぜ冗談交じりなのかというとその先生もふるさと納税をフル活用しているからですwwなので本記事は「ネタ半分、でも本当はこうだよねというガチ思想半分」の内容となっております(^o^;
■ふるさと納税の目的はもはや地方創生になっていない
ふるさと納税の中には使用使途を特定したものもあるにはあるのですが、ほとんどの人が返礼品を目的とした寄付を行っています。
使用使途を特定した寄付とは例えば保育園を作るとか児童福祉施設を作るとか、その地方のインフラ系の構築を目的としたものです。
■使途特定の100%目的税にしてしまえばいいのに…
ふるさと納税の制度自体、費用負担は税制上2000円のみなのだから返礼品は禁止とし、原則使途特定寄附金のみにすれば国民の租税教育にも繋がり、地方創生の目的も達成しやすくなるので一番良いのではないか。
■でも多額の寄付をしたらお礼をしたくなるのも受益者側の心情では?
クラファンのように高額寄附者には一定の広告効果をもたせたりメリットを与えること自体は受益者側の心情的にも完全になくすことは難しいため、返礼品相当の対価は寄付額の5%以内など現行の30%から大幅に下げるのも一つです。
例えば10万円寄付した場合、5000円程度の何か見返りがあるくらいなら2000円の持ち出しがある前提であればそれは見返りを求めた寄付ではなく本来の寄付行為になるのではという考えです。
■そもそも寄付について若くから学ぶ必要がある
私自信、寄付について考えさせられたのはとある本を紹介している動画を見てからでした…
この本についてと言いますか…こういった事は要約してしまうと全く響かないとは思いますが、要は「寄付をすることによって寄付先との繋がりが生まれ、そこから貴重な体験を得ることができる」
つまり寄付の対価はこのような経験・繋がりを持ち人生を豊かにしてくれるということです。
仮に寄附するのはだいぶ先だとしても大事なことなので義務教育に取り入れるのも道徳的かつお金に関する学びとして重要な気もしますね。
これを書いてて思ったのですが、NHKなんかが寄付で運営できる国になったら本当に素晴らしいことなんだな~と、綺麗事ではありますがw
変な番組作ったら寄附が減っちゃいますし…
あっこれALISの投げ銭と一緒かwそうか!寄附とはそういうことかw