引用 いらすとや
○○が好き! ○○が嫌い!
これは、誰にだってあることだ。
ただ、○○が嫌いとなる理由について、少し考えると面白いことが出てくる。
すべての事柄において、○○が好き、嫌いで確実に分かれる。
たとえば、某Kリアンが好きであるAさんがいるとする。
Aさんは、いつもSNSなどにKリアンのアイドルが好きだということを、アピールしたり、プロフィールをHングルにしたり、アイコンをKリアンの推しのアイドルにしたりなど、好き好きアピールをしまくっている。
だが、友達のBくんはKリアンは嫌いなんだという。
B君のKリアンに対する印象は、ダサい、などなどだという。
果たして、BくんはKリアンの人たちをすべて見て、このように判断しているか。
もちろんだが、そうではない。
これは、Kリアンに対する印象という名の、価値観にある。
ではなぜ、B君はKリアンに対して、このような価値観を持っているのか。
B君は実際、Kリアンに行ったことはない。だから、ダサいかどうかはわからない。
しかしこのような、価値観を持つ。
それはなぜか。
それは、周りに問題があるということだ。
BくんのKリアンに対する考え方は決して、Kリアン自身にあるわけではない。
もちろん、実際にKリアンに行ったことがあり、○○なので嫌いです。というならわかるが、B君はそうではない。
B君のKリアンの価値観を固定したのは、AさんのようなKリアンが好きな人なのだ。
Kリアンに対する考え方は、決してKリアンを実際見たわけでもなく、KリアンのまわりにいるAさんのような人によるものなのだ。
これは、一種のパラドックスだ。
B君は、本当はKリアンが嫌いだと思い込んでいる。だが実際は、KリアンではなくKリアン好きの人間が嫌いなのである。ここに矛盾が生じている。
つまり何が言いたいか。
Aさんのように、自分の好きなものを推すのはいい。
ただ、B君のような、Aさんを見て嫌いになる人も多く存在する。
つまり、Aさんは自分自身で、自分の「推し」を汚すこともある。
それをわかっていただきたい。
ただ、これはB君の考えであって、一概にAさんの行動は悪いと否定できることではない。
分かってほしいのは、
ということだ。これに気づいていただきたい。
ところで僕は、インスタグラムが嫌いだ。
見てて不快になると思っている。
ただ、実際そこまでインスタグラムを使ったことはない。
なのになぜこう判断できるのか。
それは、先ほどのB君と同様、周りに問題がある。
気持ち悪い自撮りや迷惑行為をさらしたり、デリカシーのない行動をとっている人などを見てこのように、判断してしまっているのだ。
ただ、印象というものはそう簡単に覆すことはできない。
だから、僕は今でもインスタグラムは嫌いだ。
印象というものは、一発で決まる。
第一印象という言葉は存在するが、第二印象という言葉はあまりメジャーではない。
たしかに、第二印象で取り返すという考えもあるが、ほとんどの場合は第一印象で決まる。
それは、人間関係においても同じ。
印象や価値観はすべての物事に対して存在する。
たとえ、あるものが好きだとしても、嫌いな人は必ず存在する。
しかし、その嫌いな原因を作ったのは、もしかしたらあなたかもしれない。
それを理解してほしい。