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【はじめての】サトシナカモトの論文を読んでみようPart4

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  • watanabe
  • 2018/05/01 15:04
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はっきり言って今のALISは

クソつまらない。


上位に来る記事は

「どうやってイイねをもらうか」

「どうやって稼げるか」

そんな記事ばかり。


ほんと日本人の底の浅さが見えるっていうか、、


評価される記事が価値があるのは当然なんですが、

結局それって、

ただの大衆迎合
ただの人気取り

で、

書く人が悪いんじゃなくて、それを評価する人が悪いでしょ普通に。


テレビがただの大衆迎合になって今の体たらくになったの知ってるでしょ?

でもそれはテレビが悪いんじゃなくて、そういう浅はかな番組を評価する視聴者のせいでもあるわけで。

評価される側っていうのは評価する側の写し鏡でしかないから。


ALIS上にALISで稼ぐための記事がほとんどだったらそれって誰になんの意味があるの?笑

ただのマッチポンプ笑


まぁ愚痴ってもしょうがないから、われわれは今日も着々とサトシナカモトの論文を読んでいきます。

価値がわかる人にはわかる。

ぜひイイね!して応援してください。


【よくわかる】サトシナカモトの論文を読んでみようPart1

【よくわかる】サトシナカモトの論文を読んでみようPart2

【よくわかる】サトシナカモトの論文を読んでみようPart3


英語原著論文はこちら

1) Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System - Bitcoin.org

日本語訳はこちら

2) 日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]

論文解説サイトはこちら

3) http://kogarashi.net/pitchblende/bitcoinwhitepaper


では、次のチャプター! 6、インセンティブ

6. インセンティブ
慣例により、ブロック内の最初の取引は新しいコインを始める特別な取引とされ、そのコインはブ ロック作成者のものとなる。これはノードにネットワークを支持するインセンティブとなると同時に、 コインを発行する中央機関不在の中、最初にコインを配布する方法としても機能する。新しいコイ ンを一定量安定して追加していくことは、金鉱労働者が働いて採金し、金の流通量を増やすことと 似ている。我々の場合は、働いてるのは CPU 時間と電力である。インセンティブは、取引手数料 によっても得ることができる。もしある取引でアウトプットされた価値がインプットされた価値よりも 少ない場合、その差は取引手数料としてその取引を含むブロックのインセンティブに加算される。
ひとたびコインの流通量が既定の数値に達するとインセンティブを取引手数料として使うことが可 能になり、またコインは既定以上流通されないのでインフレからは完全に解放される。インセンティ ブはノードが良心的であり続ける動機となりうるだろう。もし欲深い攻撃者が良心的なノードの合 計を上回る CPU パワーを作り出すことができたとして、攻撃者はそのパワーを使って、他の良心 的なノードから自分の支払った金額を盗んで取り戻すか、新しいコインを作り出すかの選択を迫ら れることになり、おのずと自分の資産価値とそれを支えるシステムを損なうよりも、ルールに従っ て行動し、他の全ノードを合わせたよりも多くの新しいコインを作りだすほうが、自分の利益になる と考えるだろう。

2)より引用


前回までのチャプターで、ビットコインとはどういうものか、どうやって送金するか、ブロックをどのように生成するかなどを学んできました。

そして今回はプルーフオブワークのインセンティブとして、マイニングによるコインの配布について書かれています。

生成されたブロックの際その取引は新しいコインが発行され、これがマイナーの報酬になるわけですね。

また、マイナーは送金者から取引手数料を受け取ることもできます。

採掘量は年々減少していき最終的には0になりますが、取引手数料としてマイナーへのインセンティブは永遠に継続されます。


では、次のチャプター!


7. ディスク・スペースをリクレイムする
コインの最新の取引が十分な数のブロックに書き込まれると、それ以前の取引記録はディスク・ス ペースを節約するために破棄することができる。ブロックのハッシュを壊さずにこの作業を行うた めに、取引はそのブロックのハッシュにルートしか含まないマークル・ツリー(Merkle Tree[7][2][5])を用いてハッシュ化される。古いブロックは、ツリーのブランチを取り除くことで軽くす ることができる。インテリア・ハッシュを保存する必要はない。
マークル・ツリーを用いてハッシュ化された取引ブロックから Tx0-2 を取り除いた後引なしのブロッ ク・ヘッダーは約 80 bytes である。仮に十分ごとに一つのブロックが作成されると仮定すると、80 bytes × 6 ×24 ×365 = 4.2 MB/年 となる。2008 年の時点で平均的なパソコンは 2 GB の RAM で売られており、ムーアの法則によると 1.2 GB/年のペースで増大すると予測されるの
で、ブロック・ヘッダーをメモリに保存しておく必要があってもスペースの問題はないはずである。

2)より引用

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3)より引用


取引データとしてハッシュ木を用いているので、図のように取引0-2の木を刈り取ったとしても、ハッシュ値は変わらない。

古くなったブロックはこのようにしてデータを削減できる。

ブロックヘッダーは全部で約80bytesであり、10分間にひとつブロックが形成されるとして、1年間で必要なメモリは80 bytes × 6 ×24 ×365 = 4.2 MB/年であり、ムーアの法則から考えて、スペースに問題がないと考えられる。


うーん、データの容量のことまで考えられていたのですね!

ビットコインはやはり奥が深いですね!

ここまでで折り返し地点は超えました!最後まで頑張りましょう!

続きはまた次の投稿で!



公開日:2018/05/01
獲得ALIS:13.66
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