最近、アジカンのDroroを練習しています。
PVが曲のイメージとマッチしていて、聴いていても見ていても楽しめます。
“どろろ”について
“どろろ”は手塚治虫が書いたダークファンタジー漫画です。
妖怪に身体のあらゆる部位を奪われた主人公百鬼丸が、泥棒の子どもどろろと共に旅をする漫画です。
少年サンデーにて、1967年からおよそ1年ほど連載され、その後月刊冒険王にて第2部が連載され、一応の完結となりました。
しかし百鬼丸たちの物語自体は終わってはおらず、その後リメイクや脚本別の続編など色々な解釈ができるようになっています。
ストーリーの大枠以下のようになっています。
百鬼丸の父醍醐景光は、自らの野望と引き換えに百鬼丸の体を妖怪に捧げます。
48の部位を奪われた状態で生まれた百鬼丸は川に流され捨てられることになりますが、偶然通りかかった医者に救われ命を繋ぎます。
それから十数年が経ち成長した彼は、妖怪を倒し自分の体を手に入れ、父に復讐するために旅をする…、というものです。
手も足も目も耳もなく口すらきけない百鬼丸ですが、感覚でものや人を見る力があり、その能力と武器を仕込んだ義手や義足で戦います。
妖怪を倒すごとに体の一部を取り戻せるので、本来武器だった部分が生身の体になっていきます。
これによって敵を倒すごとに弱くなることもある珍しい主人公でもあります。
ちなみに2019年版のアニメがありますが、製作者らによって既に36体の妖怪が消滅し、12体からの討伐スタートになっています。
原作が好きな方にとっては物足りないかもしれませんが、個人的にこのアニメの内容は面白かったです。
原作ではスルーされていた内容なども盛り込んでいたので新鮮さもありました。
動画配信サイトやDVDなどもあるので、暇を持て余していれば是非観てみてください。