今回紹介する映画は、ある人物に娘を殺された女教師の復讐劇を描いた映画"告白”です。
今回もネタバレなしのあらすじ紹介をしていきます。
映画の舞台はとある中学校の1年B組の教室。
乳製品促進運動のモデル校として選ばれたこの学校。
終業式の最中、皆で牛乳を飲んでいるところから映画は始まります。
教室は先生が話している中、ボールを投げたり化粧を続けたりといわゆる学級崩壊的な状態。
一応耳は先生の話に傾いているようで、興味がある話題だけは先生の話に反応します。
この教室の担任であり主人公の森口先生が、本日で教師を辞めることと自身の尊敬する人が著した本の話題にすると少しずつ教室内の空気が変わっていきます。
著者は世界を旅した後に教師になった熱血教師。
しかし、HIVによって余命半年を宣告された人物であり、森口先生の婚約者でもありました。
森口先生は、「死にたい」と軽々しく言う生徒たちに対し、"命”と黒板に書きある話をします。
先生には愛美という名の子どもがいました。
職員会議のある水曜日だけは退勤が遅くなるため、保育所から引き取られて中学の保健室に預けられていました。
本校の生徒からも可愛がられる存在で、給食のパンをこっそりもらっては学校プールサイドから隣の家の犬に与えていました。
しかしある日突然、愛美はプールで水死体として発見されてしまいます。
警察は事故死と判断し事件は一応の収束を迎えますが、森口先生はこれを事故ではないと判断し独自に調査します。
すぐに犯人は判明し、本人から裏付けも取っていました。
犯人は教室内の生徒二人。
森口先生は警察が事故死と判断したなら、それを蒸し返すつもりもなく、犯人を公表するつもりも無いと言います。
ただ、
と言い、あるきっかけを作ります。
犯人が飲んだ牛乳にはHIVに感染した森口先生の元夫の血液を混ぜたというのです。
効果が出ていれば潜伏から5年~10年で発症。
命の重さを知り反省するには十分な時間であると言います。
騒然となる教室を収め、森口先生は1年B組の終業式を終え、映画の冒頭は終わります。
詳しくは言いませんが、この後犯人の取る行動や、周りの様子などが見どころです。
気になる方は是非お時間があれば…。
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