古代エジプト人々は、人間は五つの要素によって構成されていると考えました。
・カー(魂や生命力)
・バー(性格や個性)
・レン(この世の名前)
・シュト(心の影)
・イブ(心臓)
人は死後、永遠の命を持って生き返ると信じられていました。
心臓は、生き返りを果たすために決して失ってはならないものとされていました。
人をミイラにして保つというのは、心臓とその器である肉体を守るという意味もあったようです。
また、死者はカーとバーが融合した究極の形“アク”になることができれば、永遠の命を得て楽園で暮らすことができると言われていました。
しかし誰もが死後永遠の命と楽園を与えられるワケではありませんでした。
死者の書
続きはコチラ!