HIIT（TABATA式トレーニング）に脂肪を燃焼させる根拠はない…でも…！

先日別の記事にて、「HIIT」というトレーニング方法について軽く触れました。

▶https://alis.to/KTAG/articles/KJNOWmNy1pGb

「20秒全力で運動して、10秒休む」ことを4分間繰り返すトレーニング方法です。

世間では、この方法を「TABATA式」と言っているそうです。
（他にも「60秒全力で運動▶60秒軽い運動▶繰り返し」というHIITなどもあります。）

グーグル検索でもTABATA式以外出てこないくらい有名で、「HIIT＝TABATA式」という感じです。

検索欄には、「脂肪が落ちる」や「脂肪燃焼」などと書かれたページが多くあります。

しかしこのTABATA式、本人曰く脂肪を燃焼させる根拠は無いそうです。

インタビューを含めた、研究のまとめにおいて、本人も驚いているところが面白いです。

▶「無酸素性能力と有酸素性能力を同時に 短時間で高めるトレーニングの理論と方法」より（PDF）

【HIITの真の効果】

HIITの本当の目的は、ランニングのような有酸素運動と筋トレのような無酸素運動を同時に高めることができるというものです。

NHKで取り上げられてから、なぜか脂肪燃焼やダイエットに効果的という噂が定着してしまったようです。

手軽に始められることと、HIIT後に食欲が減ることが組み合わさって、結果的にダイエットに繋がったのでしょうかね？

ランニングなどの有酸素運動とは違い、HIITをやった後は本当に食欲減衰します。

目に見えて体感できるので、ダイエットも効果的と思われる理由も分かります。

身体も締まって、身体能力も向上し、疲れにくくなる。

ムキムキマッチョを目指す方には向いていませんが、アスリート体型を目指す方にはオススメのトレーニング方法です。