紀元前5世紀頃、西洋哲学の祖であるソクラテスは、質問を投げかけ続けることによって論題に内在する誤りに気づかせる"弁証法(問答法)”を好んで用いたとされています。
古代から使われている真理追求の方法のひとつですが、その時代からおよそ1600年の後、この弁証法を独自に発展させる哲学者が現れます。
今回はそんな哲学者についての話です。