今回紹介するのは、犯罪組織に潜入する警察官と警察組織に潜入するギャングという相反する主人公が主役の映画「ディパーテッド」です。
香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク作品であり、ハリウッド史上最高額でリメイク権が落札されたことで有名です。
日本版でも「ダブルフェイス」というドラマとして西島秀俊と香川照之主演にて作品が作られています。
潜入操作員として相対する組織に潜り込んだ二人が織りなすミステリーかつドラマチックな展開がとても面白い作品です。
それではあらすじから……。
貧困と犯罪が渦巻くボストン南部で生まれ育った二人の男。
ビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は、犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志す。
一方、ボストン南部一体を牛耳るマフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)の手によって、幼い頃から腹心の弟子として育てられてきたコリン・サリバン(マット・デイモン)もまた、コステロの内通者となるために警察官を志す。
同じ警察学校を優秀な成績を収めた二人は、お互いの存在を知らぬまま、それぞれの道を歩き出す。
この映画、2時間半という中々の長さがあります。
しかし作中のミステリーや謎解きを考えていると時間があっという間に過ぎていきます。
ギャングのボス役のジャック・ニコルソンのキャラクターが魅力的で、主人公たちよりもいい味を出していたように感じました。
最初は午後のロードショー的なノリで見始めたのですが、いつの間にかストーリーを見入っていました。
アマプラなどサブスクの動画配信サービスで巻き戻しなどをしながら視聴すると中々の時間泥棒です。
しかし、その時間をとっても観る価値があると思います。
週末エキサイティングな映画を見たい時には是非ともオススメしたい作品です。