DAppNodeをインストールしてみて、色々触って調査してみようと思い、連載を立ち上げました。
検証目的のために、だらだらと不定期で連載していきたいと思います。
途中のインストー中に挫折するかもしれませんが、悪しからず。
(普段マイニングで生活をしているプロの方達は、温かく見守ってください。)
とりあえずアプリケーションをインストールしてアプリケーションの調査ができるまでの間を連載にしようと思います。
どうも調べるとマイニングで不稼働になってしまった時のペナルティーがなく、稼働率も宣言した期間の60%以上であれば良いという条件であるAvalanche(AVAX)のマイニングが初心者にはよさげですね。
ただ、フルノードのデリゲーターになるのではなく、デリゲーターに投票権を渡すだけのマイニング方式でも最低限25AVA必要みたいなので、約30万円初期投資が掛かる計算になります。
噂では年率10%くらいの報酬らしいので初期投資分を回収するには、結構な年数が必要かも?
あと、正式なノードになるためには、2,000AVAX必要とかちょっと無理ですね。
実際にマイニングをせずにアプリを触ってみるだけなら、お金が掛からないので、どんな仕掛けなのかまずは調査してみることにしました。
記念すべき連載1回目は、DAppNodeアプリを触ってみようと思ったきっかけと、起動用のメディア作成までを記事にしてみます。
DAppNode自体、よく分かっていないのですが、仮想通貨Ethereum2.0を筆頭に色々な仮想通貨のNODE(ノード)になるのをアシストしてくれる?アプリケーションみたいです。
背景をなんとなく掴んだ感じでは、仮想通貨Gnosis(GNO、グノーシス)チェーンのプロジェクトやRaspberry Pi(ラズベリーパイ)等と関連してそうですね。(Gnosisチェーンの仮想通貨 STAKEとかも同じ分類のようで、ノード報酬やステーキング報酬をメインにしたプロジェクトのようです。)
少しGnosisチェーンのステイキングのホームページに行ってUIを触ってみましたが、極限までシンプルな構成ですね。
xDaiとかの仮想通貨を扱っていたりして、新しい世界観がそこには広がっていました。(実はこっちの深堀りの方が面白かったりするかもですねw)
以上がなんとなくDAppNodeを調査してみようと思ったきっかけです。
DAppNodeの運営のポリシーを読む限り、多くの人がノードに参加してノード報酬を貰える仕組みを今後作って行こうとしているように思えます。
今流行りのSDGsみたいな思想にも一見思えるのですが、今の構築方法や手順だとLinux系が得意でない大多数が取り残されますw
そもそもですが、仮想通貨を売買してたり、触った事がある人からすると、ノード報酬って儲かるの?って疑問が常に沸きますよね。(たぶんプロの方達は儲かってるんでしょうけど。でないと、ここまで市場自体が成長しないですよね。)
ハードとアプリと一体になったマイニングマシンのAVADOなんかが私のような初心者には向いているっぽいです。
ただ、調査した範囲では、AVADOはDAppNodeの派生版のようですし、ハード購入が前提となっているように見受けられたので、検証目的でとりあえず立ち上げてみるというのは向いていないと思いました。(違ってたらごめんなさい。)
Ethereum2.0のノードになるためには、32ETHも預けなくちゃならない?とか聞きますし、ノードってそもそもどうやってなるんだろ?とか気になって、完全な興味本位です。
(32ETH無くても、少額でも参加できる仕組みを今後作ろうと考えているのが、DAppNodeだったりする可能性があります。実際にそれっぽい考え方も読み取れました。)
とにもかくにも全然仕組み等が分かっていませんので、これから勉強しながらになります。
DAppNodeの公式アカウントはこちら
日本語で探すと中々構築手順等が見つからないため、試行錯誤でとりあえずドキュメントを解読しながらやってみることにしました。(数年前くらいに書かれたものは拝見しましたが、専門用語が多すぎてむ、む、むずかしすぎる。。。)
さらっとDAppNodeのドキュメントを見た感じは、前提知識がかなりある方を前提としているようなので、調べながら少しずつ進める感じになりそうです。
ハードウェアのスペック条件は、
メモリー:8GB以上
ハードディスク:1TB以上(SSD)
ネットワーク:有線接続
と割と高めな感じです。
ドキュメントはこちら(英語、スペイン語、フランス語の3か国語のみ対応)
DappNodeをインストール済みのハードウェアをオンラインストアから購入すれば、めちゃくちゃ楽なんだと思うのですが、勉強を兼ねて手持ちのPCで構築してみるつもりです。(ハードウェアとセット購入の場合、起動→初期設定→終わり な感じで何も苦労なくセットアップが終わるんだと思います。)
躓きそうなポイントとしては、ハードウェアの違いによるバイナリの互換性の問題が途中で発生することですね。
その場合は、プログラムソースからgcc(GNU C Compiler)等でビルドし直したりして、自分のPCの環境に合わせたパッケージを作ったりしなくてはならなかったりする?と思われるので、苦労して途中で挫折してしまうかもしれません。。。(あくまでも想像です。)
任意の手持ちのハードウェアの場合、
①ISOイメージからOSとアプリ丸ごとPCにインストールする方法
(但し、PC内部丸ごと入れ替わるので、Windowsと共有とかはできないっぽいです。)
②既存のLinux OS(Debian 又は Ubuntu)上からスクリプトでインストールする方法
の2パターンがあるようです。
初心者には①一択のように思えますので、素直に①を選択して進めます。
ドキュメントを読みながら起動メディア(USBメモリ)を作っていきます。
ドキュメントのInstallation→Custom Hardware→ISO InstallationにISOファイルのリンクと推奨の書き込みソフト「Etcher」のリンクがあります。
ISOファイルはクリックしてダウンロードします。
「Etcher」のリンクを踏むと以下のようなページに飛ぶので、緑色の「Download for Windows」をクリックするとダウンロードできます。
ダウンロードした「balenaEtcher」をダブルクリックで開きます。
PCにはUSBメモリは挿して認識している状態から始めます。
セットアップ画面で「同意する(A)」をクリックします。
インストール後の起動画面はこんな感じですが、一旦画面右上のXボタンで閉じます。(管理者として実行するためです。)
ユーザアカウント制御が働いてしまい失敗するのを防止するため、ディスクトップに生成された「balenaEtcher」を右クリックして、「管理者として実行」をクリックして起動します。
デフォルトで選択されている「Flash from file」をクリックします。(ファイルからの書き込み)
ダウンロードしてきたisoを選択して、「開く(O)」ボタンをクリック
「Select target」をクリック
USBメモリをチェックして、「Select(1)」をクリック
「Flash」ボタンをクリック
警告画面がでるので、「Yes,I'm sure」をクリック(全部消えちゃうけどいい?って警告ですね。ちなみにデフォルトで選択されている「Change target」をクリックすると、キャンセル扱いされます。)
書き込み中の画面になりますので、終わるまで待ちます。
成功しました!(Flash Complete!)
次回は、PCにインストールするところから再開したいと思います。
(検証後に元に戻すために、Windowsのバックアップから再開かも?)
上手く起動メディアが出来上がったかも未確認なのですので、上記の手順は間違いかもしれませんのであしからず。
まだまだDappnodeをインストールする以前の準備段階です。
先は長そうです。
ではまたね('ω')ノシ