LTONetwork秋季レポート：チェーンの成長、コミュニティの拡大そして冬季の戦略

Celo Japan
2019/12/07 05:52

By LTO Team

秋が過ぎ世間はすっかりクリスマスに向けて準備を進めている中で、LTOチームのメンバーは家族に見捨てられそうになるくらい働いています。

ところで、LTOはここから大きな飛躍を遂げていきます。

そしてそのヒントを記事内に隠しました。いや実際には隠されていなくて強調表示または引用で記されていますので注意して洞察力を発揮しながら読むとよいでしょう。

冬季には最も重要な変更とアップグレードが用意されています。

On-chain activity: transactions and nodes

LtoNetworkの利用量は目覚ましい増え方を続けており、LTONetworkのトランザクション数は強豪プロジェクトがひしめく中で現在もトップ25に留まっています。

11月には約90万件をたたき出した上、12月は100万件を超えるトランザクションとなり過去の記録を更新する見込みです！
利用量が拡大するにつれて、Proof of Stakeシステムのノード上ではLTOトークンによって多くの料金が支払われています。

現在、バリデーターに対してより多くの報酬が共有されていて、今後も新たな参加者によってより多くのLTOがステークされる見込みです。

ROIが増加するにつれて、新しいスタッカーが加わりました。

LTOコミュニティのメンバー達は、現在のインテグレーターが今後より多くの活動を生み出していくことに期待しています。具体的なステーキングとノードの実行方法については、別途説明します。

Ecosystem V: system integrators and ISVs

現在の成長を生み出している活動の多くは、2019年1月以来ネットワークをブートストラップしている企業によるものです。

エンドユーザーソリューションの有用性に気づいたユーザーが増え、その結果がメインネット上のトランザクション量に反映されています。たとえば、LTノードのアクティビティは、複数の企業によって実行・採用されている多くのプロダクトから発生しています。そして近日中に、これらの各プロダクトは独自のノードを取得し、透明性を高めていきます。

これについては、プロダクトセクションで別途説明します。

パートナーの一例:

15000V: 英国拠点で数々の受賞歴を持つ15000VはLTONetworkに参加し、小売分野のユースケースとエンドユーザーアプリケーションをエコシステムに導入しています。私たちが創る最初のプロジェクトは、盗難や転売される傾向のあるダイヤモンド等の高級品を中心に展開されるトレーサビリティ分野のものです。

OKComply: このB2Bソフトウェア企業は、750超の企業や研究所のコンプライアンスの自動化にフォーカスし、LTONetworkと統合しました。私たちのコラボレーションの最初のステップであるOKcomplyアプリケーションは、LTONetworkパブリックチェーンのアンカーを使用することでさらなる保護が得られます。

XURUX: Xuruxはブロックチェーンコンサルティングと実装業務を専門とするスタートアップであり、既にDutch Land Registry、Deltares、およびVodafone Ziggo向けのブロックチェーンプロジェクトの導入実績があります。私たちは共同でブロックチェーンの採用を促進し、LTONetworkの使用率の向上に貢献します。

IOE：IBMの環境のインターネットは、センサーをIoTプラットフォームにリアルタイムでリンクすることによるソリューションです。 LTONetworkとV-IDは、センシングデータが信頼できるソースからのものであることを証明するメカニズムを提供します。これによりスケーラブルなセットアップの提供と保証を可能にします。

Pim Volkers：ブロックチェーン技術を利用したアート作品の信頼性の確保を提供するプロジェクトです。 LTONetwork、V-ID、ScanTrustは、既にナショナルジオグラフィック賞を受賞した野生動物写真家Pim Volkersの作品保護を提供しています。

Mousebelt：将来のブロックチェーン業界のリーダーを育成するという企画に参加しており、14か国の67を超えるトップレベルの大学で、教育、研究、起業家精神を持った学生たちにブロックチェーンの革新技術に関する知識やノウハウを提供しています。

PoCの構築を開始したケースもあれば、既にブロックチェーンの組み込みプロダクトを試しているケースもありますが、大企業での採用サイクルが進むにつれて、今後実際の活動が始まっていきます。

それが2020年です。NENLive Certificatesソリューションが世に出ることで、OKComplyはより多くの企業とソリューションを統合し、15000Vの小売ユースケースが稼働します。

ブロックチェーンを取り巻く環境は大幅に改善されていくでしょう！

クライアントとパートナーのリストはこちら。

Product suite: Proofi, FillTheDoc, LetsFlow

インテグレーター、インテグレーター、インテグレーター…

この戦略はここまで狙い通りに機能しており、2020年第1四半期からその真の成功結果が姿を現すでしょう。ネットワークが効果的に作用するにつれて、統合できるものがはるかに多くなります。

一部のレイヤーを、エンドユーザーが移行プロセスを理解しやすく、簡単で便利にするために個別のサービスに分割しています。それらはすべて別々のノードを持ち、より多くのトランザクションをネットワークに提供しています！これについては、今後のプロダクト紹介記事で詳しく説明します。各プロダクトについて個別に掘り下げ、今後の戦略についても説明していきたいと思います。

これらのカギとなる Proofi Betaはこちらです！

Speaking events and universities

実用的なソリューションと統合を生み出しながら、クールなイベントで講演したり、政府やビジネスプログラムに参加したりもしています。

LTO Networkのリードアーキテクトであるアーノルドダニエルズは、MastercardとRoyal Bank of Canadaの講演者と並んでConsumer Identity World EU 2019でGDPRソリューションを紹介しました。

LTO NetworkのCEO Rick Rosは、オランダ不動産会議に参加し、この分野において影響力のある多数の関係者との打ち合わせ場をもちました。

InfoSecurity and Data＆Cloud Expoではオランダの他のブロックチェーンプロジェクトと一緒に発表し、市場での地位を固めました。

私たちは学生への実践的なブロックチェーン分野の教育活動を行っています。そこでの学生グループの一つが「ブロックチェーン上のライブ証明書の調査」という課題に取り組みました。ここでの主な目標は、ブロックチェーン技術の付加価値を研究することでした。この研究は、2020年2月からの次のマイナーでも継続されていきます。9月から始まったコラボレーションがどのように発展し、10月になってどのような進捗を辿ったかを見ることができます。

また、ライブコントラクトソリューションの研究についてはワーゲニンゲン大学の優秀なグループと協力しており、他の大学からも参加しています。

Website launch and community expansion

LTOが提供するハイブリッドブロックチェーンソリューションが[BitcoinNews and ZyCrypto]といった大規模な記事媒体で取り上げられました。また、CEOのリックシュミッツがCryptoMurmurとのクールなインタビューを行ったり、Blockchain Brad talking all-things-adoptionによるビデオキャッチアップも行いました。

私たちは新たに各国の言語で提供できるブログを立ち上げました。

2020年にアジアには進出し、中国向けの記事も作成しいくつかのアイデアについて言及しました。また、日本コミュニティも成長を続けているので、チェックしてください！

オランダブロックチェーンデーにおいて、KuCoin、V-ID、Dusk、CFN、BlockData、Maxonrowと素晴らしい一日を過ごしました。さらに会場へ来てくれた多くのコミュニティメンバーとも交流することができました。LinkedInのページ、COO Martijn Broersmaによる更新で当日の内容が確認できます。

次回を楽しみにしています！

Join a staking node or run a node yourself

この写真はすべてを語っています。ネットワークは成長を続け、より多くの供給がステーキングのためにロックされています。

あなたもここに参加するべきです！参加方法は簡単です。

ノードを実行したり、他の人リースすることもできます。

このブログ記事で詳細をお読みになってください。

過去に発表されたプロジェクトが次々とライブになり、新しいプロダクトがリリースされ、トランザクションとステーキングを活性化し、露出が増加していますが、コミュニティが待ち望んでいるアレもまもなく実現します…

私たちにとって、2019年はコーディングと開発の年でした。そしてスキャムプロジェクトが消えていく期間でもありました。これは業界全体にとってとても良いことです。この時点で残っていて実採用を生み出し続けているプロジェクトがむしろ希少になっていく中で、私たちは堅調に成長を続けています。 2020年には、マーケティングとユーザー獲得により多くのリソースを投入し、戦略を拡大します。 2020年のことを考えると興奮してしまいますが、2019年はまだ終わっていません！