皆さま、こんにちは。
一応こう見えてアメリカの大学院を卒業したMALISことマリです。
仮想通貨に関する情報って、まだまだ英語のものが多くコミュニケーションを英語で取れた方が圧倒的に有利ですよね。それに、Steemit等で英語記事を書きたいって方も多いのではないでしょうか?
つまり、英語苦手だけどGoogle翻訳あるから何とかなっている、でも合っているのか不安、でも英語学校に行くほどの気合いはない、って方が実は多いんじゃないかな。
わかります、その気持ち。
、、、というのも実は私、、、元々英語が得意な人ではありません。
むしろ、IT革命による完璧な同時自動翻訳の出現 in 2010を心の底から信じて(望んで)いた人です。3年前にアメリカに来たときは本当に酷いもので、カフェでコーヒー1つ頼めずというありさま。泣ける。
それでなぜ海外大学院を受験するモチベーションを維持できたのかって?それは、私の過信のなせる業です。信じる者は報われる。(実際、受験までの半年は泣きそうなくらい勉強しました、いや泣いてた)
だから、英語をちょっとでもマシにしたいって気持ち、痛いほどわかります。
極力手を抜きたい気持ちも、痛いほどわかります。
今日はそんな私が"超初心者でも英語ライティングの精度が上がる3つのコツ"をお伝えします。受験生は絶対に真似しちゃだめだよ!
それでは見ていきましょう!
使っている方はわかると思いますが、Google翻訳はけっこうヤバめです。随分と精度はあがりましたが、時々言いたいことと真逆のことをご翻訳されることもあり気が抜けません。
かといって、Google翻訳なしでなんか面倒で書きたくない!!という方は以下の3点を試してみてください。
(1)主語をしつこく書く
英語の文章は必ず主語が必要です。
主語を省略した日本語を書くと、Google様は高い確率で“I”をご提案されます。誰が何をしたのか明確な、はっきりとした文章を書きましょう。
(2)専門用語は正確な日本語訳を
いわゆる和製英語や日本独特の言い回しというものに、Googleはまだ対応しきれていません。コンビニくらいなら翻訳してくれますが、新しい言葉は直訳になってしまいます。例えば、仮想通貨という言葉をそのまま訳すとVirtual currencyとなってしまいます。正確にはCrypto Currencyですので、暗号通貨と書きましょう。
因みに、、私の専門はエネルギーですが、英語のエネルギー関連記事をGoogle翻訳で日本語に訳してみたところ、Power(電力)が権力と訳されてました。風の権力、太陽の権力、権力の行方、権力の分配、、、どこぞの戦記です。
ですので!キーとなる英語だけは調べましょうね!
(3)文章は短く
これは、単純に短い文章の方が翻訳が正確になるというのもありますが、英語を読む方はそもそも長すぎる文章を嫌うから、というのもあります。(アメリカ人の場合です、他国はちょっとわかりません)
長すぎる文章は、構造が複雑になりますし、何より読んでいて疲れます。Google様も疲れます。
できるだけ短い文章を書きましょう。
Google翻訳だけでなく自分でも書くよって方にお勧めなのは、校正用ソフトをインストールすることです。
マイクロソフトのワードには自動で校正をかけてくれる機能がありますよね?とはいえ、すべてを見てくれているわけではありませんので、スペルミス以外はあまり信用なりません。
そこでお勧めしたいのが Grammarly
このアプリは、あなたのワードやGmail上で書いた文章の文法をチェックしてくれる優れもの。実はこれ、そもそもネイティブ向けに作られているので精度がとても高いのです。無料版でも十分に使えますし、有料版になると文脈からチェックしてくれます。
因みに私の通っていた海外大学院でも使用を推奨されていました。
(私、まわしものじゃないですよ、、、)
最後のコツはWeblioの例文トラップについてです。
和英・英和のウェブ辞書で、使っている方が多いのがWeblioだと思います。私も使いやすくて大好きです。本当は英英辞典以外使うべきではないのですが、面倒な時はWeblioに頼ってしまいます。
ただしこの便利なウェブサイトも、例文は要注意です。
ここの例文、恐らくウェブから自動で引っ張ってきていると思うのですが、英語が苦手な日本人が訳したと思われる例文がたくさん載ってしまっているのです。
2つコツがあります。
(1)特許庁の例文は全部間違っていると思え
特許庁の方、ごめんなさい。。でもかなりの確率で驚愕の英語がヒットします。ガン無視しましょう。
(2)出てきた例文を再度ウェブで検索せよ
Weblioで例文が少ししか出てこなかった場合は、その英語を再度ウェブで検索してみてください。一般的な言い回しなら、山のように記事やらブログがヒットするはずです。出てこなかったら高い確率でその英語は偽物です。本当はCOCAというサイトを使うともっと精度があがりますが、ちょっぴり上級者向けなので、まずはこの方法で試してください。
以上、いかがでしたか?
アメリカに来てすぐの頃どうやって友達にメールしてたかな、どんな失敗をしたかな、、と思い出しながら“今日から使えるコツ”を書いてみました。
断言しますが、こんなコツは英語学校では絶対教えてくれません。むしろ真の英語力向上には阻害要因でしかありません。本気のアカデミックな英語を書きたいならGoogle翻訳は二度と使わないほうがいい。いいですか、二度と使っちゃだめです!
それでも、楽して英語を書きたい気持ちも痛いほどわかるので、英単語や文法は地道に覚えながらも、今回紹介したコツをうまく活用してくれたらいいなと思っています。もしも質問のある方はTwitterにくださればと思います。
最後に、
言語はコミュニケーションツールである
だから、びくびくせず先ずは書き出すのがいいと思います!コミュニケーションは楽しくってなんぼのものですから。皆さんの英語記事の投稿にちょっとでも貢献できれば幸いです。
気が向いたら、もう少し書ける人向けスキルアップのコツを書こうと思います。
MALIS
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