9歳の時
プラモデル塗る塗料が無くなったので
近くのおもちゃ屋に買いに行った。
この頃のプラモデルは
今のようにパーツごとに塗装されてなく
全て1色で染められていた。
なので
プラモデル用塗料で塗らないと
全くらしくない物になってしまう。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
しかも
プラモデル塗料がシンナーの塗料で
塗装する時物凄いシンナーの臭いが
部屋中充満していた。
俺は
特にシンナーの臭いが嫌いなわけでなく
窓を開けずシンナーの臭いが充満しても
全然気にならなかった。
でも俺の両親は
「塗る時窓を開けて換気しなきゃ
使っちゃダメ!」
(# ゚Д゚)プンスコ
そう言って
俺が塗装を始める時
毎回注意されてしまってた。
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俺は
こんなシンナー塗料を
プラモデルに塗る為
たくさん持っていた。
そして
この塗料が無くなり
近くのおもちゃ屋に買い出しに行った。
でも
そのおもちゃ屋には
目的の色の塗料が無い。
店員に目的の色が無いか聞くと
「その色の塗料て単体で販売して無いよ」
そう言われてしまった。
(´・ω・`)ショボーン
そこで俺は
「説明書に書いてある色なんだけど
この色って実在しないの?」
そう聞いてみた。
そしたら店員は
「この色の名前は
自作した色に適当な名前つけたんだよ」
そう言っていた。
色の名前が説明書に書いてあれば
普通販売してる色と思う。
┏(;゚益゚;)ゞ ソンナァ~
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当時の文化は
今じゃ到底考えられない事だけど
普通に偽物が堂々と売られてて
誰も文句を言わなかった時代だった。
当然
色を混ぜて自作した色に
適当な名前を付けて説明書に書くような
雑な事が許された文化だった。
この色が販売されて無いと知った俺は
どうしてもこの色で塗らないと
気が済まない気持ちになった。
( ゚皿゚)キーッ
そして俺は
自分で色を混ぜて作る事にして
必要な塗料の種類を聞いてみた。
そうすると店員に
「プラモの名前を教えて」
そう言われたので伝えた。
そして店員は
そのプラモデルの箱から説明書を出し
混ぜる色を確認してくれた。
( *゚ェ゚))フムフム
結果
俺が欲しかった色を作る塗料の種類は
合計で3種類あり
全部買って行く事にした。
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家に到着して
買ってきた塗料で早速色を作る事にした。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
作り方は
スポイトで指定された塗料を吸い
食器棚にあった小皿に入れて
筆でまぜまぜする。
しかし
説明書に書いてある塗料の分量表示が
レッド10%、イエロー50%、等
訳が解らない分量表示だった。
しかも
メーカーまで指定されてた。
でも俺は
「いくら何でも
メーカまで指定しなくても良いだろ!」
そう感じてメーカ指定を無視した。
俺は
色の分量がよく解らないので
1番多ぃ使う色を基準に
1とか2とかの量を感で決めて行った。
そして
説明書に書いてあった通りに色を混ぜ
色が合ってるか箱を見て確認してた。
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俺は
箱の色とほぼ同じに見えたので
そのまま塗装して行った。
そして
必要な箇所に塗料を塗り
色を乾燥させる事にした。
次の日学校から戻り
塗料が渇いたのを確認して
早速プラモデルと作り上げる。
そして
完成して箱の絵と見比べてみると
なんだかちょっと違っていた。
でも
自分なりに上出来と感じて
ご満悦になった。
(*ノ∀`*)ウフフ♪
その後
おもちゃ屋に行った時
新塗料が販売されてのが目に入った。
その塗料は
プラモデルを着色した上から塗って
ブラックライトで照らすと光る塗料!
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俺は
この光ると言う文字に
強烈に魅了されて買ってしまった!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
そして
ブラックライトもないので
豆電球のブラックライトも買っていく。
家に戻り
早速この光る塗料を使い
たっぷりプラモに塗りだくってみた。
この塗料は
透明色でシンナー未使用だったから
下地の塗料と混ざる事が無かった。
(*^▽^*)
その後
夕食を食べ終わるまで乾かし
早速ブラック豆電球を当てて
光らせる事にした。
結果
何だか思ったより全然光らず
凄くガッカリしてしまった。
(´・_・`)ガッカリ
そんな気持ちになってた時
母親が突然俺の部屋に来て
「食器棚にあった小皿使ったでしょ!」
そう怒鳴られて思いっきり叱られた。