
8歳の時関東最大の団地の三郷団地に
住んでた事がありここは中学校が無く
小学校のみで中学校は電車で30分かけ
隣町の南流山まで行く羽目になってた
フゥε-_●/|_
なので皆小学校を卒業すると同時に
中学校がある南流山の早稲田団地に
引っ越すが三郷団地の空いた部屋には
どんどん家族が入居し常時満室だった
その為団地内には小学生だけ大勢いて
団地内には車が入ってこれないから
子供は自由に走り回り自転車で爆走し
何かに気を遣わず自由に暴れられる
なのでそこら中に小学生が溢れてて
団地内のイベントも小学生向けが多く
この団地の賃料でボロもうけだった
三郷市が賞金を出す事もあった
そんなある日小学生の間で流行ってた
ドッジボール大会の開催を知り俺は
大人も参加するから当然剛速球を投げ
それに当たるのが怖くて行きたくない
でもクラスの子達は商品のガンプラや
女子は子供用化粧セット目当てで全員
参加すると生き込んでいるから俺も
参加圧力に負け行くしかなくなった
父親と母親は参加するか聞くと2人共
開催地のグランドの横の大きな芝生で
「酒盛りするから参加しない」と言い
「大人は楽しそうで良いな」と感じた
(´・д・`)ショボーン
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして大会当日俺はグランドに行き
受付で番号札を貰いその列に並ぶと
大人も子供も女子も混り20人位いて
きっとこのチームでやるんだと思った
しばらく待つと大会責任者が挨拶をし
列に付けられた番号のコートに行くと
そこは50mX100m位の巨大コートで
1チームの陣地が50m四方あった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
俺はこれなら誰かに隠れてればきっと
殆ど狙われず剛速球も当たる心配が
無いなと感じ余裕かましてたらなんと
ボールを2個使ってやると言う!
なので後前からボールが来る事が解り
もう怖くて仕方なくなったが無情にも
試合が始まりみんな最初から本気で
剛速球を投げまくってた
俺は大人達の剛速球を見て涙目になり
これがガンプラ貰う為の試練なのかと
思うと凄く過酷でもうボールなんて
取る事が出来ず逃げ回るしかなかった
試合後半人数が少なくなり子供だけが
両チーム残ってて大人の剛速球はもう
無いと安心すると上級生が子供の癖に
大人と同じ剛速球を投げてくる!
しかもボール2つ同時に投げられて
必死で避ける事しか出来ず気が付くと
俺が最後の1人になりもう泣きそうで
それでも当たると痛いから避け続けた
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
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そうすると自軍の外野にボールが行き
外野が相手に当て内野に戻ってくれて
その人が相手に当てて人数を減をらし
何とか勝つ事が出来た
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
これで俺は「逃げて勝つ!」と決意し
怖い事からは逃げまくる俺の生き方に
沿う戦法をあみ出し全試合この方法で
押し通す事に決めた
試合が進むにつれ避けのコツを掴んで
ボールを持ってる人を常に視界に入れ
投げるタイミングで左か右か下に体を
動かせば避けられる事を学ぶ
そしてこのせこい方法で粘り勝ち進み
待望の決勝戦まで行くとこの時はもう
疲れがMAXで集中力も切れこの状態で
やらないとならなくなった
しかし俺はボールに当たる恐怖が勝り
涙目で逃げ回ってるとチームメイトの
実力も上がり敵チームの数をどんどん
減らして行って頼もしいと感じた
すると疲れで意識がもうろうとする中
もう無意識で避け続けると試合終了の
笛の音が聞こえ疲れでそこに座り込み
ガンプラ貰える喜びすら湧かない
その後閉会式の後受付で優勝チームの
商品を貰い俺は欲しいガンプラを伝え
後日玩具屋で受け取れる引換券を貰い
この日疲れ果てて家で即寝てしまった
_| ̄|○ ⇒ _|\○_ ⇒ ____○_ツカレタ