8歳の時の12月
クラスに高さ2m位の
クリスマスツリーが
当時住んでた三郷市から貰えた。
この頃の三郷市は
かなり儲かってて羽振りが良く
イベント事にだいたい市が
お金を出してくれてた。
このクリスマスツリーに
早速先生が「みんなで
綺麗に飾り付けしよう!」と
張り切り始める。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
でも飾り付け用の道具は
市から提供されて無くて
完全にモミの木本体のみ
提供されてた。
なので飾り付けの道具は
みんなで手作りしようと
先生の鶴の一声で決まった。
(´∀`*)ウフフ
この時女子達は
凄く喜んでいたけど
男子が作る物を思い浮かばず
全員頭を抱えて唸ってる。
しかし完成までの期間は
今日12月1日から
クリスマス前の
12月23日までと決められた。
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この時俺は
提出期限が12月23日まであり
特に急ぐ事なんて無いと思い
飾りをダラダラつくる事にした。
そして1週間くらい過ぎた頃
先生に飾り付けの製作状況を聞かれ
この時何も作り始めてないから
まだ全然作ってませんと伝えた。
すると先生に
「作ってきた人順で飾り始めるから
早く作ってこないと
飾る場所無くなるよ」と言われる。
それを聞いた俺は
ふとクリスマスツリーを見たら
確かにだいぶ女子達に飾る場所を
占領されてた。
このままだと提出期限には
作って来ても木の根っこにしか
飾る場所がない気がして
焦ってきてしまう。
ヽ(д`ヽ≡アタフタ≡ノ´д)ノ
木の根っこに飾られるなんて
恥ずかしくてしょうがないから
必死に何を作ろうか考えた。
ムムム(*`д´*)
そこで俺は
家にクリスマスツリーの飾りが
少し余ってる事を思い出した!
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そして俺は
「家に余ってる飾りを
そのまま持ってくれば良いや」と
ズルをしようとひらめく。
学校が終わって
家に帰って早速母親に
クリスマスツリーの飾りの余りを
出してほしいと頼んだ。
しかし母親に理由を聞かれ
「課題の飾りを作らず
これをで済ませる」と
母親に伝えてみた。
すると母親は
「そんなズルい事しちゃダメ!」と
叱られてしまいこの作戦は
失敗に終わった。
(´・д・`)ショボーン
仕方ないので俺は
自分で何かを作る事にし
飾る場所がなくなる前に
必死に考え続ける。
しばらく考えて俺は
「クリスマスは
ピカピカな飾りつけがいい!」と
勝手なイメージが湧いた。
そこで俺は
母親に「ピカピカなもの無い?」
と聞いてみた。
ピカピカ☆彡
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すると母親は
「ならこのアルミホイルあげるね」
と言ってアルミホイルを
1ロール丸々俺にくれた。
しかしこのアルミホイルで
何をすれば良いの解らず
戸惑ってしまいながら
とりあえず受け取った。
そして俺は
アルミホイルを眺めながら
何を作ろうか考えてると
ふとプラモデルが目に入る。
この時
天から何かが降りてきて
「プラモデルにアルミホイルを
張り付けよう!」とひらめいた!
さっそく俺は
制作前のマクロスのプラモを選び
部品全部に接着剤を使い
アルミホイルを巻き付けいった。
(*´-∀-)フフフッ
しかしアルミホイルを付けると
どうしてもしわが出てしまい
上手く巻く事が出来ず
しわを伸ばす方法を考えた。
そこで俺は
母親の化粧品の中にしわ伸ばしの
歯ブラシみたいな物がある事を
思い出した!
ソウダ(σ'∀')σ
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早速母親が使ってる
しわ伸ばしの歯ブラシを持ってきて
張り付けたアルミホイルのしわを
軽くこすってみた。
すると意外にも凄くしわが伸ばせて
こんな魔法の道具がある事に感動し
どんどんアルミホイルを張り付けて
しわを伸ばしていった。
そして部品全部アルミホイルを付け
早速どうなるかワクワクしながら
プラモを組み立て始めると
何だか凄く上手く行く感じだった。
その後組み立て終わり
つなぎ目があったけど
あまり気になるほどでなく
銀ピカに輝くマクロスが完成した!
この完成度に凄く嬉しくなった俺は
続けて「ゴールドライタン」と
「ジム」のプラモにもホイルを巻き
銀ピカ仕上げにして作り上げた!
ヾ(*´∀`*)ノ
この完成度の良さに嬉しくて
父親に「これ凄いでしょ!」
と自慢すると父親が
「塗装しないのか?」と言われた。
すると父親が「マジックを使えば
ピカピカのまま色が濡れる」
と俺に教えてくれたので
マジックでを塗って完成させた!