こんにちは。
盆栽好きのMuromachiと申します。Twitter
クリプト界隈に関わっていたらいつの間にか【コミュニティ】というものに関心を持ち、ここ最近ではクリプトにとらわれず、複数ジャンルのDiscordの運営をしています。
β版リリースからもうすぐ1週間も経つことですし、1つ私感を述べたいと思います。気分悪くされる方がいるかも知れない事、予め謝っておきます。
文字ばかりで長くはなりますが、
目次に興味が湧けばどうぞ。
-目次-
1.内輪で盛り上がってる感
2.中学時代の転校生
3.【とりあえず層】をアクティブに
ALISに事前登録を済ませた人数は募集上限の5000人に達し、公式からの発表にTwitterのTLも賑わっていたのを思い出します。事前投稿の受け付け時には、公式Discordもユーザーからの製品に対するフィードバックが頻繁になされていました。ここまでは、ツイートにしろお馴染みの【ファン】による発信が多かったと思います。
だから、公開初日はどのようになるか楽しみでした。
投資家のALISに対する注目度と期待はβ版リリース後の盛り上がりで分かる
と考え、スケジュール帳の23日を
赤~~く塗りつぶしておいたのですが、
いざ始まってみて、どうでしょうか?
●【とりあえず登録】した人が多い?
まず、ALISに1ミリも関係ない人のツイート。
確かに上位記事に上がるのは、Steemitブロガーの方々が多いです。分かりやすい、有益。でも本当にそれだけでしょうか?人気記事上位に1週間あり続けた記事でも「♡100」も達していないということは、まだ使っていないユーザーがかなりいるんじゃないかと思っています。
5000人の中には記事を書く人、読み手専門の人、そして「とりあえず登録しとくか」の人もいます。一定数いるのは仕方ない事ですが、airdrop的に参加するような感覚で登録した【とりあえず層】の割合が実は大半を占めているのでは?
この記事を書いていて消極的なユーザーがいることを加味しての5000人という設定なのではなのかとも思えてきました。
それでも、とにかく
『記事を評価するには、記事数・読者数ともにまだ少なすぎる』
そう思います。
●コミュニティは固くなれど規模がまだまだ小さい
実はALISコミュニティが盛り上がるにつれ、見えてきたものがあります。
この資料をご覧ください。
4月10日時点でのALISコミュ調査の一部です。公式Twitter⇒公式Discord⇒トークン保有者⇒非公式Discordといった順に人数が減っていますが、これは【下に行くほど製品やALISトークンについて考え、議論に参加する人数のフィルター】として見る事ができます。
Twitterでは国内外問わず情報収集に利用されるので16106人もいますが、非公式DiscordのALIS Supportersはわずか275人。Discord内で実施しているアンケートコンテンツの参加者はさらに減り30人弱。なお、私の知り合いの中で公式Discordをチェックしている人はいませんでした。
当たり前といえば当たり前ですが、毎日ALISの情報を追う人は極めて少数ですね…。私がALISにどっぷり浸かっていたので感覚がマヒしていたのは事実です。
そして、公式Twitterのリツイート・いいねする人達もお馴染みの顔ぶれ。最近はなかなか広がりがないことが伺えます。もちろん公式とユーザーの距離が近く、コミュ内の結束が固い事は今後もALISにとって強みとして活かしていって欲しいです。
最初はそのような戦略である事も仰っていましたが、
クローズドβ版に参加する人はもっと積極的でいて欲しかった。
これはあくまで個人的な意見です。
Steem組が『Steemitからやってきた』という看板を掲げていることが多いので、まるで外様大名のようなイメージを持ってしまいますけれど、そんな事はありません。SteemitをやっていたからこそALISに辿り着けたわけで、ALISに対する意見も出てくるし、そのきっかけが【稼ぎ場の転換】であってもALISβ版に参加している人のほとんどが先行者利益が目的でしょうから決してアドバンテージも無ければ、土俵も同じで他の参加者と変わらないと思います。
突然ですが、実体験から似たような事がありましたので
1つ『中学時代の転校生の話』をします。
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私はかつては高校球児でした。
写真は練習用のとても小さなグローブで、毎日の練習で付いた汗や土、その場しのぎの補修を見る度に私を震わせてくれます。
中学2年の頃だって
変わらず白球を追いかけてきました。
3年生が引退し、自分らがチームを引っ張って行くという時、転向生が野球部に入部してきました。とてもルックスが良いし、足も速い。部内ではすでに野球が上手な方。何より、誰よりも声を出せばキャラも明るい、良い子でした。(完璧か)
そこで監督は、最初の大会から彼を試合で使ったんですね。ポジションが違う私は試合に出れていたのでポケーっとしていましたが、彼の台頭によって退いたポジションの子の気持ちに気付いたとき、悔しく思いました。大会以降は、彼についての悪口を聞きながら下校する日々が続きました。
春になりようやくみんなが彼を認めた頃には、彼は4番を打っていました。だーれも彼の努力に目を向ける事もなく、過ごしてしまったのですね。もっと早くにみんなが気づいていれば、強いチームになれたのかも。
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良い記事を書こうとリリースを続ける人達の活躍は私からしたら【もっとやれ】、です。製品の発展のために活動する人たちは絶対に手放してはいけない。全て私の考えですが、【古参は誰かのサプライズに楽しめなければならない】と思っています。人が成長を諦める様に出た杭を打つようでは、コミュニティにおいては衰退の他に発展はない!
さらに言えば、ALISとしては日本市場においてSteemitを踏み台にしたい訳です。私は中学時代のような遠回りはしたくはない。良い製品が作られるためにも、自らすすんでALISに参入してくれた彼らを迎合すべきで、私は彼らを理解します。
SteemitやFacebookとの競合はとても大変で、どちらが先に人が喜ぶ物を作れるかというタイムアタックです。これについてはたくさんの批判的意見が挙がっていて、まだサービスが完成していないALISはその点、とても難しい位置にいると私も思います。かといってそこで立ち止まっていてはいけないので、私はβ版で多くのデータ取得ができるように
【とりあえず層】をどうアクティブユーザーにするか
といった点に目を向けようと思います。
●「ALISで儲かる」という実例が早く欲しい
これが今思いつく中で一番インパクトがあると思います。ただトークン付与はまだ先(正しい情報はチェックしていません)のようです。自分じゃなくていいので、早くALISで儲かった人が出てきてほしい。特に読み手でそういう人が出てくると面白いですね。
●ミートアップの実施
これは間違いない。
●非公式活動への参加者を増やしたい
β版利用者はテスターであることを喜びとして欲しいです。その1つとして、ALIS Supporters の存在を登録者の中の多くが知って、コミュニティが楽しみを共有できると雪だるま式に参加者は増えるはず。(β版公開記念イベントで紹介いただいたみたいですね!)
ここでは、テスターは1人のサポーターです。Discord上でALIS記事宣伝もでき、ALISを利用するご近所さんと知り合う事ができますので、ぜひご参加下さいね。
https://discord.gg/zKKNtUe
とにかく、
これはお金稼ぎの場ではなくて【テスト】。
投資家である私たちがALISで財を成すためには、
β版のフィードバックが確実に製品に反映され、
SteemitやFacebookに負けない事が必要。
そして、
β版のテストを充実させるには今活動している人たちだけでは成り立たなくて
5000人ができるだけアクティブになることが重要。
今活動してくれる人の手は離してはいけないと、私は思うのです。