最終巻。
前作が全24巻なので更に3巻更新し最長作となったが、正直もう少し続きそうだったので、ここで終わりというのは意外。
病院と東方邸に舞台が別れてから、益々話が混乱もとい広がりそうだったし。
割とあっさり収束させた感。
満身創痍の透龍の許に姿を見せた花都。
何故に?
その理由に心震える。
戦い済んで、物語は過去へ。
前作でお馴染みの人物も登場、果ては超懐かしのスタンドまで!
そういやSBRでもラストにまさかのスタンド出してたし、最後までお付き合いいただきありがとうっていう作者なりのファンサービスなのかもね。
以下ネタバレ注意。
ホリィさんは結局完治せず、豆銑礼、虹村京、東方常敏、花都は恐らく……。
呪いは解けたものの、あまりに数多い喪失を抱えての、寂寥感漂う東方家の「新しい始まり」。
だが、ケーキを選ぶのは定助に任された。
全てが解決したわけではないけれども、これを定助が東方家の一員として認められる物語と見るなら、これ以上の大団円はないだろう。
イバラのスタンドにアメリカンクラッカー(使えよ!)、達者な逃げ足とまるで誰かさんに瓜二つな文くん、そのおじいさんが運んでいた友達の遺体って彼のことだよね。
ニョホホ。