ご機嫌よう。IT系Vtuber、御津島なつめです。今週は、何だかニュースが少なかったです。先週までにいろいろな発表があった分、ちょっと息切れっていう感じなんでしょうか。まあ、1年のうちには、こういう週もありますね。
Internet Explorer、個人的にはほとんど馴染みが無いんですけど、聞けばIEを前提に業務システムを構築して、その変更が間に合ってない会社とかが結構あるそうで、そういうところは、なかなか大変みたいですね。EdgeのIEモードで凌ぎつつ、改修を頑張っていただきたいと思います。次の期限は2029年になるのかな。そのときにまた、慌てることの無いようになってると良いですね。
6月13日。東京大学と奈良先端科学技術大学院大学より。強誘電体トランジスタ(FeFET)は消費電力の面でNANDより有利ですが、NANDのような高密度三次元的構造が実現可能かどうかは不明でした。今回、その技術を開発し、FeFETによるメモリデバイスを実現した、というリリース。
6月13日。東京大学より。高速かつ低消費電力が実現可能なため、エッジAIデバイス向けとして注目を集めている「物理リザバーコンピューティング」について、2年前に発表したFeFETによるハードウェアに改良を加えるなどして、高精度な音声認識の原理実証に成功した、というリリース。
6月16日。山梨大学より。ぶどうは、放っておけばスーパーとかで見る形になるものではなく、生育過程で粒の間引きが必要になるそうです。この作業を効率化するためのAIをスマートフォン上で実現した、というリリース。最初のAIには高速なGPUサーバが必要だったとのことで、大幅なダウンサイジングですね。
6月16日。農研機構より。バンダイナムコ研究所と共同で、牧草地管理を大幅に効率化するシステムを開発した、というリリース。マメ科牧草の品種開発への応用も期待できるとのこと。
6月16日。東北大学より。眼底写真と光干渉断層計画像による眼科画像検診を行うAIモデルを、スマートフォンに載るほど小さいサイズで構築することに成功した、というリリース。スマホ向け健康管理アプリへの応用も期待できるとのこと。
6月17日。島根大学、兵庫県立大学、兵庫県立人と自然の博物館、福島大学、鹿児島大学より。これら大学等と、TRWorks、アルファ水工コンサルタンツからなる研究グループで、植物標本の同定システムを構築した、というリリース。お花判定アプリの、専門家用ですね。研究機関に保存されてる植物標本には、誤同定されたものが結構あるそうで、そのより分けにも役立てられるとのこと。
近畿地方も梅雨入りが発表されました。今のところ、雨はそんなでもありませんけど、流石に蒸し蒸しします。この季節、食べ物もですけど、飲みさしで置きっぱなしのペットボトルとかが案外危ないらしいので、気を付けたいですね。
それではご機嫌よう。来週もよろしくお願いします!